未経験から副業へ応募するとき、「実績がないのにポートフォリオへ何を載せればよいのか」と迷う人は多いでしょう。作品数だけを増やしても、依頼者が知りたい担当範囲や制作条件が分からなければ判断材料になりません。
本記事では、作品とともに目的・自分の担当・使用ツール・制作時間・工夫・改善点を説明する方法を提案します。Webデザイン、動画編集、SNS運用の学習、Web制作に取り組んだ本人4人の公開発信から、初案件・転職前後に確認できた制作物を整理します。
4件はいずれも受注・転職後の回顧で、うち3件は講座やスクールに関係する発信です。Webデザインの1件は副業案件ではなく転職事例です。また、SNS運用の事例は契約した5件の具体的な業務内容を確認できていません。成功した人に偏るため、作品を作れば受注できるという意味ではありません。
- 4職種で見せる制作物の違い
- 実績ゼロの作例に付ける説明
- 公開許可・素材・守秘義務の注意
- 応募前の確認項目
4人が初案件・転職前後に用意したもの
| 分野 | 確認できた準備 | 結果・注意 |
|---|---|---|
| Webデザイン | ポートフォリオ制作中から求人を確認 | 応募書類を改善し制作会社へ内定。副業案件の事例ではない |
| 動画編集 | 約1分の作品を約15時間で制作 | 初案件500円に約20時間 |
| SNS運用の学習 | ポートフォリオを作り30〜40件へ応募 | 本人申告で5件契約。各契約の業務内容は未確認 |
| Web制作 | Studioの実習でサイトを2つ制作し、営業練習 | 既存の知人へ提案して初受注 |
作品数より「何を担当したか」を説明する
Webデザインの本人は、ポートフォリオ制作段階から求人を見始め、書類不通過後に自己分析と履歴書を見直しました。作品集だけでなく、目標とする応募先に合わせて説明を整える必要があります。[1]
動画編集の本人は、約1分のポートフォリオに約15時間かけ、募集要件に答える提案とともに送りました。受注にはつながりましたが、初案件は本人申告で500円、約20時間でした。見栄えだけでなく、納期内に再現できる制作時間も確認すべきです。[2]
SNS運用の本人は、ポートフォリオを作ってクラウドソーシングで30〜40件に応募しました。作品があっても応募活動は必要で、応募数だけをまねるのではなく、自分の制作可能範囲と時間を整えることが先です。[3]
Web制作の本人は、デザインはできる一方で実装できない状態からStudioを学び、実習でサイトを2つ制作しました。営業文の添削と営業ロールプレイを受け、既存の知人へ提案して初受注しています。受講前からデザイン学習と知人からの具体的な相談があった個別例で、翌日受注を一般化できません。[4]
実績ゼロでも使える作品説明テンプレート
- 作品の種類と想定した依頼者
- 解決したい課題と目的
- 自分が担当した範囲
- 使用ツール・制作方法
- 素材の出典と利用条件
- 制作時間と修正回数
- 工夫した点と次に改善する点
架空案件や自主制作は「実案件」と書かず、想定課題であることを明記します。チーム制作では自分の担当だけを書きます。

職種別に見せるポイント
ここからは4人の発言をそのまま並べたものではなく、応募先へ担当範囲を伝えるための編集部チェック項目です。
- Webデザイン:バナーやLPの目的、情報設計、PC・スマホ表示
- 動画編集:完成尺、カット、テロップ、音、素材受領から納品まで
- SNS運用:投稿案、台本、デザイン、キャプション。数値は自主制作で捏造しない
- Web制作:使用技術、実装ページ、フォーム、公開・保守の担当範囲
公開前に確認する権利と守秘義務
実案件の依頼者名、制作物、成果数値は、契約と明示的な許可で認められた範囲だけ掲載します。許可がないものや守秘義務の対象は、公開ページだけでなく限定URLや個別面談でも提示しません。代わりに、権利を確認した素材で別の自主制作を用意します。写真、動画、音源、フォント、テンプレートは、ポートフォリオ掲載を含む利用条件を確認して記録してください。法的判断が必要な場合は、契約当事者や専門家へ確認します。
Webデザイン専用の構成は未経験Webデザイナーのポートフォリオ、応募全体は副業で初案件を取る方法、動画編集は動画編集の初案件、SNSはSNS運用代行の始め方で確認できます。
よくある質問
作品は何点必要ですか?
今回の4件から共通の必要数は確認できません。数より、応募する仕事に近い作品を説明できることを優先します。
スクール課題を載せてもよいですか?
規約と素材の利用条件を確認し、課題であることと自分の担当範囲を明記します。
実績がないと応募できませんか?
自主制作で応募した事例はありますが、受注保証はありません。初心者向け案件でも条件と作業量を確認します。
参照した本人発信
- [1] 未経験から制作会社Webデザイナーへ(YouTube、2024年6月12日公開)
- [2] 動画編集を1年続けた本人の振り返り。動画投稿日は未確認。本人名義の併記記事は2026年7月17日公開。
- [3] SNS運用の学習、ポートフォリオと応募を語る本人インタビュー。動画投稿日は未確認。
- [4] Web制作の学習から案件へ進んだ本人発信。動画投稿日は未確認。
少数の成功後の回顧で、3件は講座・スクールに関係する発信です。一般的な受注率、必要作品数、作品と受注の因果関係は示しません。未確認属性は補完していません。

