40代でWeb制作やWebライターなどの副業を始めた6人の記事では、応募しても成果や返事がない時期があった人もいて、本業の知識を活かせる分野に移ったり、コミュニティの先輩や制作会社に直接連絡したりしたことが、仕事につながった例がありました。一方で、投稿の時点でまだ十分な収入になっていない人もいました。
この記事では、40代でWebの副業を始めた6人の本人の記事をもとに、何から始め、最初の仕事をどう受け、続けられたかを整理します。ただし、金額や応募の数は本人の申告です。6人中5人は仕事を受けられた人の振り返りで、40代全体の傾向を示すものではありません。
- 40代でWebの副業を始めた6人の、最初の仕事までの様子
- 本業の知識や人のつながりを活かした例
- まだ十分な収入になっていない人の様子
- 始める前に確かめたい5つのこと
- 6人の体験の概要
- 事例1:最初の2か月は成果ほぼなし。月100件応募して2万円の初案件
- 事例2:40歳でWebライター。低い単価から、本業のIT知識を活かす記事へ
- 事例3:アパレル販売20年以上、42歳から学習。先輩に直接連絡して初めての仕事
- 事例4:40代・子ども2人。3か月目に3件応募してLP制作を2万8,000円
- 今の経験と学び方を、無料Zoom相談で整理する
- 事例5:会社員のころから少しずつ。退職後に制作会社へ営業して制作会社からの初案件
- 事例6:40代・パート。いくつか試したが、まだ十分な報酬にはなっていない
- 6人の体験から編集部が整理した、40代で始めて見えた点
- 40代でWebの副業を始める前に確かめたい5つのこと
- よくある質問
- 自分に合う仕事と学び方を相談する
- 参照した本人記事
6人の体験の概要
6人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。
| 事例 | 始めたときの状況 | 最初の仕事まで | その後(本人の記載) |
|---|---|---|---|
| 事例1 | 40代。HTML・CSS・WordPressなどを学び、3か月のスクールにも通った | 最初の2か月は成果がほぼなし。月100件応募して2万円の初案件(制作に2か月) | 3,000円、5,000円の小さな案件が月1〜2件 |
| 事例2 | 40歳。IT関連の本業のあと1〜2時間と土日 | 文字起こし500円、500字86円などの初心者向け案件 | 本業のIT・RPAの知識を活かす記事に移り、2社から継続 |
| 事例3 | アパレル販売20年以上。42歳でプログラミングを始めた | 何十件応募しても返事がなく、コミュニティの先輩に直接連絡して小さな作業を受注(46歳になる少し前) | 金額は書かれていない |
| 事例4 | 40代のフリーランス。子ども2人。週約12時間学習 | 3か月目に3件応募して、LP制作を2万8,000円・約20時間で受注 | 毎月安定して受けられるわけではない |
| 事例5 | 40代。会社員のころからブログ、ノーコードのWeb制作(2020年に合計約20万円)、オンラインスクール | 退職後に毎日十数時間学び、制作会社へ営業メールを送って制作会社からの初案件 | 2社目の制作会社とも継続 |
| 事例6 | 40代。飲食店のパート(10時〜14時) | いくつかの副業を試した。プロフィールではWebデザインスクールに入って挫折し、Canvaを独学中 | まだ十分な報酬になったものはない |
事例1・2は本人が運営するサイト、事例3〜6は本人のnoteで、本文を確認しました。金額・応募数・期間は本人の申告で、独自には確認していません。事例5の制作会社からの初案件は会社を辞めたあとで、副業として受けたものではありません。事例2は本業のIT・RPAの知識、事例4はほかの副業とフリーランスの経験があり、まったくの未経験の人とは条件が違います。
事例1:最初の2か月は成果ほぼなし。月100件応募して2万円の初案件
筆者は40代で、Web制作の経験がない状態からHTML・CSS・JavaScript・WordPressを学び、仕事の取り方を知るために3か月のスクールにも通いました。ココナラ、クラウドワークス、ランサーズで応募を始めましたが、最初の2か月は成果がほぼなかったそうです。[1]
そこで目標を応募の数に変え、本人の申告で月100件応募して、2万円の初めての案件を1件受けました。作るのに2か月かかったといいます。その後も3,000円や5,000円の小さな案件が月1〜2件ほどで、調べながら作り、応募を続けていると書いています。[1]
応募の数を増やして初案件を受けたが、その後も小さな案件が中心だった例です。本人の「応募すれば必ず取れる」という意見は、ここでは一般的な話としては扱いません。40代向けのWeb制作の情報サイトです。2026年2月の投稿です。
事例2:40歳でWebライター。低い単価から、本業のIT知識を活かす記事へ
筆者は40歳で、Webライターは未経験でした。平日の日中はIT関連の本業があり、仕事のあとの1〜2時間や土日に書いているそうです。始めるのを約半年先延ばしにしたあと、クラウドソーシングに登録し、文字起こし500円、500字86円など、初心者向けの案件をいくつか受けたといいます。[2]
単価の低さと受注の少なさで心が折れそうになりましたが、本業で扱うRPAやITの知識を活かせる案件に移りました。記事の時点では、IT関連の記事を2社から受けていて、1社は月5記事で5万〜6万円、もう1社は不定期に1〜2記事で2万5,000〜5万5,000円だと書いています。[2]
本業の知識を活かせる分野に移った例です。今の単価は本業のIT・RPAの経験を活かした結果で、仕事の知識がまったくない人の例ではありません。広告収入のある個人のサイトです。2025年1月の投稿です。
事例3:アパレル販売20年以上、42歳から学習。先輩に直接連絡して初めての仕事
筆者はアパレルの販売員として20年以上働き、42歳でプログラミングの学習を始めました。46歳になる少し前、正社員の販売の仕事を続けながら、副業として初めてWeb制作の仕事を受けたと書いています。[3]
クラウドソーシングで何十件応募しても返事がなかったため、所属しているコミュニティの先輩に、手伝える仕事がないか直接連絡し、補助的な小さな作業を受けたそうです。納期と相手の期待に責任を感じながら納品し、依頼主から完了の連絡を受けたといいます。[3]
公開の募集では返事がなく、人のつながりから初めての仕事を受けた例です。仕事の内容、金額、応募の正確な数は書かれていません。2026年6月の投稿です。

事例4:40代・子ども2人。3か月目に3件応募してLP制作を2万8,000円
筆者は田舎に移住して2人の子どもを育てる40代のフリーランスです。ライティングの副業は収入になっても時給が低いと感じ、プログラミングの副業を始めました。1か月目はProgateとYouTubeでHTML・CSS・JavaScriptを週約12時間学び、2か月目は計算機、TODOリスト、プロフィールページを作ったそうです。[4]
3か月目にクラウドワークスでWebサイトやLPの案件に3件応募し、本人の申告でLP制作1件を2万8,000円、約20時間で受けました。ただし、毎月安定して受けられるわけではなく、学び続ける必要があると書いています。[4]
月ごとに、学ぶ・作る・応募するを進めた例です。すでにほかの副業の収入とフリーランスの経験があり、仕事の経験がまったくない人とは違います。3か月で受けられた成功例として書かれた記事です。2026年4月の投稿です。
事例5:会社員のころから少しずつ。退職後に制作会社へ営業して制作会社からの初案件
筆者は40代で、会社員だった2016年にWordPressのブログを始め、2020年にはノーコードのWeb制作で合わせて約20万円の収入があったそうです。2022年には会社員をしながらオンラインスクールでWeb制作を学びました。[5]
2023年3月に会社を辞めたあとは毎日十数時間学び、9月からShopifyも学びました。10月に有料のメンターに相談し、助言を受けてホームページ制作会社に営業のメールを送り、11月に制作会社から初めての案件を受けたといいます。2024年1月には2社目の制作会社からも案件を受け、続いていると書いています。[5]
長い準備のあと、制作会社に直接営業した例です。2020年にノーコードのWeb制作で収入を得た経験があり、制作会社からの初案件は会社を辞めたあとで、副業として受けたものではありません。オンラインスクールや有料のメンターを前向きに書いた記事で、費用に見合ったかは分かりません。2024年3月の投稿です。
事例6:40代・パート。いくつか試したが、まだ十分な報酬にはなっていない
筆者は40代で、下の子が年少になってから、飲食店で10時から14時のパートを始めました。ほかの働き方を考え、Instagramの広告をきっかけに在宅のWebデザインに興味を持ち、今の仕事を続けながら、いくつかの副業を調べて試したそうです。[6]
プロフィールでは、Webデザインのスクールに入って挫折し、記事の時点ではCanvaを独学中としています。試した副業は続かず、まだ十分な報酬になったものはないと書いています。[6]
始めてみたものの、まだ十分な報酬にはつながっていない例です。スクールの名前や費用、学んだ期間、応募の数は書かれていません。今回の6人のうち、十分な報酬になったものはないと書いているのはこの人だけです。2026年1月の投稿です。

6人の体験から編集部が整理した、40代で始めて見えた点
6人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、6人全員がすべてに触れているわけではありません。また、6人の記事だけで、40代でWebの副業がうまくいく条件を断定することはできません。
- 公開の募集では返事がない時期があった:事例1は最初の2か月成果がほぼなく、事例3は何十件応募しても返事がありませんでした。[1][3]
- 本業の知識や人のつながりを使った:事例2は本業のIT・RPAの知識を活かす記事に移り、事例3はコミュニティの先輩に、事例5は制作会社に直接連絡しました。[2][3][5]
- 受けたあとも安定するとは限らない:事例1はその後も小さな案件が月1〜2件、事例4は毎月安定して受けられるわけではないと書いています。[1][4]
反対に、事例6のように、試してもまだ十分な報酬になっていない人もいます。年代別の転職の体験は40代未経験からWeb系の仕事に就ける?、副業の時間の作り方は会社員の副業時間の作り方でまとめています。
40代でWebの副業を始める前に確かめたい5つのこと
ここからは、6人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。6人がこの5つを勧めているわけではありません。

- 今の仕事の知識:本業や今までの経験で、Webの仕事に活かせる分野がないかを考えます。
- 使える時間:本業や家庭と両立して、週に何時間使えるかを決めます。
- 声をかけられる相手:学習仲間や知人、制作会社など、公開の募集以外の入口がないかを考えます。
- 最初の仕事の時間:最初の案件に何時間かかり、時給にするといくらかを記録します。
- 続ける期間:どれくらいの期間で、何を目安に続けるか見直すかを決めておきます。
独学かスクールかで迷うときはWebスキルのスクールは必要?受講前に確認する7項目、主婦が在宅でWebの仕事を始めた体験は主婦が在宅でWebの仕事を始めた5人の体験は?、副業から独立した人の体験は副業からフリーランスとして独立した7人の体験は?で紹介しています。
よくある質問
40代からWebの副業を始めても仕事はありますか?
今回の6人のうち5人は、仕事を受けたことを書いていました。ただし、最初の2か月は成果がほぼなかった(事例1)、何十件応募しても返事がなかった(事例3)など、時間がかかった人もいて、事例6はまだ十分な報酬になっていません。6人の例だけでは、40代全体の傾向は分かりません。
最初の仕事の金額はどれくらいでしたか?
今回の6人では、文字起こし500円や500字86円(事例2)、2万円(事例1)、2万8,000円(事例4)などでした。事例3と、事例5の2023年の制作会社からの案件は金額が書かれていません。事例5は、2020年のノーコードのWeb制作で合計約20万円と書いています。
40代で始めるとき、何が助けになっていましたか?
事例2は本業のIT・RPAの知識を活かせる分野に移り、事例3はコミュニティの先輩に、事例5は制作会社に直接連絡していました。それぞれの人の経験やつながりによるもので、誰にでも同じ方法が合うとは限りません。
参照した本人記事
- [1] 40代から副業Web制作で案件は取れる?実体験でわかった現実と突破口(本人のサイト)。本文を確認。公開日:2026年2月10日。応募数・金額は本人申告。
- [2] 〖経験ゼロでも大丈夫!〗副業Webライターに40歳から取り組んだ2年間を解説します(本人のサイト)。本文を確認。公開日:2025年1月14日。金額は本人申告。
- [3] 〖Web制作を仕事にするまでの記録 #14〗40代未経験、初めてWeb制作でお金をいただいた日(note)。本文を確認。公開日:2026年6月27日。
- [4] ゼロからプログラミング副業を始めて3ヶ月で変わったこと(note)。本文を確認。公開日:2026年4月12日。金額・時間は本人申告。
- [5] 40代、WEB制作「初案件獲得」までの長い道のり(note)。本文を確認。公開日:2024年3月1日。
- [6] 飽きてきたパートから、在宅副業を考え始めた40代の話(note)。本文を確認。公開日:2026年1月19日。スクールで挫折したことはプロフィールの記載。

