Webライターで案件が取れない|7人の応募数と、受かるまでに変えたこと

夜の自宅でノートパソコンの応募一覧を見ながら考える人の後ろ姿 キャリア・転職

Webライターで案件が取れなかった7人の記事では、最初は応募しても返事がない時期がありましたが、応募文を案件ごとに書き直す、自分の経験がある分野に絞る、といった見直しのあとで返事やテストが増えた人がいました。一方で、投稿の時点でまだ本採用がない人や、受けられたのはトライアルだけの人もいて、結果はそろっていません。

この記事では、Webライターとして応募を始めて、なかなか案件が取れなかった7人の本人の記事をもとに、応募の数と返事の数、見直したこと、その後どうなったかを整理します。ただし、応募の数や結果は本人の申告です。事例2は有料記事への誘導があり、事例7は現役のWebライターコーチによる助言記事です。

この記事で分かること

  • Webライターで案件が取れなかった7人の応募数と返事の数
  • 返事やテストが増える前に見直したこと(応募文・分野・応募先)
  • 投稿の時点でまだ本採用がなかった人の様子
  • 応募を続ける前に見直したい5つのこと

Webライターで案件が取れなかった7人の比較

7人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 応募と返事 見直したこと 投稿の時点
事例1 最初の6件は返事0件。見直し後は25件で返事13件、テスト3件 応募の理由とできることを具体的に書き、プロフィールも修正 開始3か月で本採用0件
事例2 最初の1週間に約10件応募して返事なし 介護・医療・福祉に絞り、元生活相談員の経験を応募文の最初に書いた。応募は3件 500字500円のテストを経て、21日目に継続で採用
事例3 多い日は1日10件以上応募しても返事なし。テストの不合格も 書かれていない(WordPressの経験が役立った) 約1週間後に2,000字約1,000円で初受注
事例4 約半年で14件応募し、返事9件、テスト3件はすべて不合格 書かれていない 2件受注(文字単価1.2円と0.2円)
事例5 最初の1か月で約80件応募 応募の数を増やした。ポートフォリオを有料で作った 契約6件、収入は1,000円未満
事例6 約3週間前から学び始め、2週目に初めて応募。投稿までに10件応募し、返事2件 案件ごとに応募文を直した 43円の有償トライアル1件
事例7 何件応募しても不採用が続いた(件数は書かれていない) 5〜6か月目には企業へ直接営業。応募の結果を振り返って直していった 少しずつ仕事が取れるようになった

7人とも本人のnoteの本文を確認しました。応募数・返事・金額は本人の申告で、独自には確認していません。事例1は投稿の時点で本採用がなく、事例6はトライアルだけ、事例5の契約6件にテストが含まれるかは分かりません。事例2は有料記事への誘導があり、事例7は現役のWebライターコーチによる助言記事です。事例4の30代・会社員は、確認したときのプロフィールの記載です。

事例1:応募を始めて3か月、本採用はまだ0件

筆者は駆け出しの主婦Webライターで、本格的に応募を始めて3か月の時点で、本採用は0件だったと書いています。最初に応募した6件は、返事も0件だったそうです。[1]

そこで、応募の理由と自分にできることを具体的に書き、プロフィールも直しました。すると、25件の応募で返事が13件、テストに進んだのが3件(テストで数百円の収入あり)になりましたが、どれも本採用にはなりませんでした。本人は、SEOの基礎、実績、ポートフォリオ、得意な分野が足りないことを課題に挙げ、応募文の見直しとサンプル記事づくりを続けると書いています。[1]

見直しで返事は増えたが、本採用にはまだつながっていない例です。その後採用されたかは分かりません。2026年4月の投稿です。

ノートパソコンの横で赤ペンを使って応募文を見直す手元
案件に合わせて応募文を見直す作業のイメージ(AI生成画像)

事例2:約10件返事なしから、介護・福祉の経験に絞って21日目に採用

筆者はデイサービスの仕事を辞めると決めたあとにクラウドワークスに登録し、最初の1週間に文字単価1円以上の案件へ約10件応募しましたが、返事はなかったそうです。[2]

次の週は、介護・医療・福祉の分野に絞り、元生活相談員としての経験を応募文の最初に書き、応募も3件に絞りました。介護施設を紹介する記事で、500字500円のテストを受け、登録から21日目に継続で採用されたと書いています。[2]

自分の仕事の経験がある分野に絞った例です。記事の最後に、応募文のテンプレートの有料記事への誘導があります。2026年7月の投稿です。

ノートパソコンと玩具の聴診器と犬の置物が並ぶ机
経験のある分野を考えるための小物を置いた作業机のイメージ(AI生成画像)

事例3:1日10件以上応募しても返事なし。約1週間で2,000字約1,000円の初受注

筆者は約4年前、外でパートをしながら未経験で応募を始めました。多い日は1日10件以上応募しても返事がなく、テストに落ちたこともあったそうです。[3]

約1週間後に、個人ブログのエンタメ・観光の記事を、1本約2,000字・約1,000円で初めて受けました。WordPressを使った経験が役立ったといいます。その後約3か月は、仕事をしながら結果を待ち、次の応募もするという状態が続き、フィードバックと自分での勉強を重ねて、少しずつ仕事が続くようになったと書いています。[3]

数を出して早めに初受注したが、その後もしばらく応募を続けていた例です。4年前の回顧で、低い単価の案件を受けることを勧める根拠にはなりません。2026年9月の投稿です。

事例4:半年で14件応募。テスト3件はすべて不合格、受けた2件のうち1件は辞退

筆者は副業のライターで、YouTubeの解説動画の台本を半年書いた経験はありましたが、Webの記事は未経験でした。クラウドワークスを始めて約半年で14件応募し、返事が9件、テストを受けた3件はすべて不合格、テストなしで不採用が4件、受注が2件だったそうです。[4]

受けた2件は、文字単価1.2円の調べものの記事と、0.2円のブログ記事でした。0.2円の記事は調べる手間に見合わず、実績ができたあとで継続を断ったと書いています。[4]

応募から結果までの内訳が細かく書かれていた例です。30代の会社員という属性は、確認したときのプロフィールの記載です。2024年8月の投稿です。

事例5:50歳の会社員。最初の1か月で約80件応募し、収入は1,000円未満

筆者は50歳の会社員で、Webライターを始めた最初の1か月を振り返っています。はじめは応募しても反応がなく、応募の数を増やして面談に進むようになったそうです。ポートフォリオは有料で作ってもらったといいます。[5]

約1,000字のテストでは、構成を評価された一方で、読む人の想定と行動のすすめ方が弱く、直す手間に見合わないとして不採用になりました。最初の月は約80件応募して契約6件、収入は1,000円未満だったと書いています。また、ライティングの募集だったはずの面談が高額なスクールの勧誘に変わり、急な値下げにも違和感を持って断ったことがあったそうです。[5]

数を増やして契約はできたが、収入はわずかだった例です。契約6件にテストが含まれるかは分かりません。始めて1か月の時点の記録です。2026年5月の投稿です。

事例6:二児の母。10件応募して返事2件、43円の有償トライアル

筆者は30代で2人の子どもを育てながら、未経験からWebライターを目指しています。投稿の約3週間前から学び始め、2週目に初めて応募し、投稿までに美容や生活の分野を中心に10件応募しました。募集の確認と応募文の修正に時間がかかり、1日1〜2件が限界だったそうです。応募文の修正にはChatGPTを使ったと書いています。[6]

返事は2件で、1件は43円の有償トライアルを受け、評価ももらいました。もう1件は、報酬なしのトライアルのあとも仕事の内容がはっきりせず、ライティングの仕事とは限らなかったため断ったといいます。[6]

受けられたのはトライアル1件で、本採用ではない例です。中身がはっきりしない募集を断っていた点も書かれています。2026年4月の投稿です。

事例7:不採用が続き、5〜6か月目には企業へ直接営業。ペットの分野で強みを見つけた

筆者は副業を始めたころ、仕事のあとや休日にクラウドソーシングで何件応募しても不採用が続き、始めて5〜6か月ごろには、企業の問い合わせフォームから直接営業もしたと振り返っています。[7]

その後、少しずつ仕事が取れるようになったそうです。応募の結果を振り返って直していくことを大事にしていて、動物病院で働いた経験を活かしたペットの分野でよい評価をもらい、自分の強みを見つけたと書いています。記事の中では、案件ごとに応募文、関係する経験、ポートフォリオを変えることを、読む人への助言として勧めています。[7]

応募先を広げ、経験のある分野で強みを見つけた例です。応募の件数や金額は書かれていません。今はWebライターのコーチとして発信している人の助言記事で、自己PRの面があります。2026年9月の投稿です。

7人の体験から編集部が整理した、見直しで変わった点

7人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、7人全員がすべてに触れているわけではありません。また、7人の記事だけで、何が採用の決め手になったかを断定することはできません。

  • 応募文を案件ごとに書き直す:事例1は応募の理由とできることを具体的に書いて、返事が6件中0件から25件中13件に増えました。事例6も、案件ごとに応募文を直していました。[1][6][7]
  • 経験のある分野に絞る:事例2は介護・福祉、事例7は動物病院で働いた経験を活かしたペットの分野で、よい評価をもらっていました。[2][7]
  • 返事やテストのあとにも壁がある:事例1はテスト3件、事例4もテスト3件で、どれも採用にはなりませんでした。事例5のテストでは、読む人の想定が弱いと言われています。[1][4][5]

反対に、応募の数を増やせば決まるとは限りませんでした。事例5は1か月で約80件応募して契約6件、収入は1,000円未満でした。また、事例5は面談が高額なスクールの勧誘に変わったことがあり、事例6も中身のはっきりしない募集を断っています。Webライターの始め方は未経験からWebライターの副業を始めるには?、単価の上げ方はWebライターの文字単価の上げ方でまとめています。

Webライターの応募を続ける前に見直したい5つのこと

ここからは、7人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。7人がこの5つを勧めているわけではありません。

Webライターの応募を続ける前の5つの見直し:応募文の中身、得意な分野、サンプル記事、応募の数と時間、怪しい募集の見分け方
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. 応募文の中身:応募の理由と自分にできることを、その案件に合わせて具体的に書けているかを見直します。
  2. 得意な分野:今までの仕事や生活の経験から、書ける分野がないかを考えます。
  3. サンプル記事:テストの前に、読む人を想定したサンプル記事を用意できるかを確かめます。
  4. 応募の数と時間:1日に何件応募できるか、1件にどれくらい時間をかけるかを決めます。
  5. 怪しい募集の見分け方:報酬のないトライアルや、面談で別の商品を勧められる募集には注意します。

クラウドソーシングの最初の数か月はクラウドソーシングを始めた6人の最初の数か月は?、Webライターをやめた人の体験はWebライターをやめた6人の体験は?で紹介しています。

よくある質問

Webライターで案件が取れないのは普通ですか?

今回の7人では、7人とも最初に返事がない・不採用が続く時期がありました。事例1は応募を始めて3か月で本採用0件で、事例6はトライアル1件でした。ただし7人の例だけでは、どれくらいの人がどれくらいで採用されるかは分かりません。

何件くらい応募すれば決まりますか?

今回の7人では、約10件返事なしのあと3件に絞って採用された例(事例2)、半年で14件応募して2件受注した例(事例4)、1か月で約80件応募して契約6件・収入1,000円未満の例(事例5)がありました。件数と結果の関係は人によって大きく違います。

応募しても返事が来ないとき、何を見直していましたか?

事例1は応募の理由とできることを具体的に書き直し、事例2は経験のある介護・福祉の分野に絞りました。事例7は、企業への直接営業もしていました。

参照した本人記事

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