WordPressの副業はどうだった?5人の受けた仕事・金額と、作業で苦労したこと(1人は退職後)

夜の自宅の机でノートパソコンの管理画面のような表示を見る人の手元 キャリア・転職

WordPressのサイト制作や修正を受けた5人(副業の4人と、会社を辞めたあとフリーランスとして受けた1人)の記事を確認すると、最初の仕事として書かれていたのは、知人からのテーマのカスタマイズで2万5,000円、紹介で受けたメールアドレス1件の追記で1,500円、2か月かかった3万円の制作などでした。サーバーやドメインを初めて扱った、ローカルの環境づくりだけで2日かかった、約200か所の修正の依頼で公開日に間に合わなかった、といった苦労も書かれています。

この記事では、5人が受けた仕事と金額、仕事の入口、作業で苦労したこと、続けたあとの働き方を整理します。金額や時間は本人の申告で、契約や入金は確認していません。5人とも本人の有料記事や発信、スクールへの案内があり、うまくいった人の例が選ばれやすい面があります。

この記事で分かること

  • WordPressの仕事で、5人が受けた仕事と金額(1人は副業ではなく退職後)
  • 仕事の入口(知人、紹介、クラウドソーシング)
  • 作業で苦労したことと、続けたあとの働き方
  • 受ける前に確かめたい5つのこと

結論:5人の体験の比較

5人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 本人の立場 確認できた仕事と金額 苦労したことと、その後(本人の記載)
事例1 育児とパートを続けながら独学(当時、勤め先でWeb担当に) 学習3か月目に、知人からテーマのカスタマイズを2万5,000円で初受注 WordPress、サーバー、ドメインを初めて扱った。約50件提案し、500円の修正など低い金額の仕事で消耗。10か月目に月の受注額30万円
事例2 WordPressの知識ゼロから、ノーコードのHP制作を始めた 最初の3万円の仕事に2か月 時給100〜300円の計算になり、徹夜やエラー対応。保守の契約を提案し、5か月目に月11万円超
事例3 SES企業を辞めたあと、学習の記録をSNSで発信(副業ではなく、退職後にフリーランスとして) 同級生の紹介で、メールアドレス1件の追記を1,500円で初受注 約2時間かかった。次の3ページの仕事では環境づくりに2日。20ページの仕事で約200か所の修正、公開日に間に合わず
事例4 会社員で兼業のCTO 以前関係のあった会社の代表から、WordPressの改修を10万円 依頼の翌日に公開・納品。10万円は利益ではなく、投稿時点では入金前
事例5 39歳、鉄鋼卸売会社の在庫管理職 約50〜60件応募し、WordPressのブログ構築を初受注(金額の記載なし) 顧客への説明、情報の整理、担当の範囲、プラグインの知識に苦労。メンターに相談して納品

5人とも本人の記事か、本人の回答が分かれたインタビューで、本文を確認しました。金額、件数、時間は本人の申告で、契約や入金は確認していません。事例1はSNSでの発信、事例2は有料記事への案内、事例3はスクールの紹介特典、事例4はメンバーシップの準備、事例5はスクールの卒業生インタビューで、うまくいった人の例が選ばれやすい面があります。5人は公開記事から選んだ例です。

事例1:学習3か月目に知人から2万5,000円。サーバーやドメインを初めて扱った

筆者は育児と時給900円のパートを続けながら独学し、学習3か月目に、知人からWordPressのテーマのカスタマイズを2万5,000円で初めて受けたそうです。この仕事で初めてWordPress、サーバー、ドメインを扱い、検索、YouTube、SNSでの助言を使って対応したと書いています。[1]

その後、サンプルサイト3つを載せたポートフォリオでクラウドワークスに約50件提案し、4件の返信を得たものの、WordPressの修正で500円といった金額の低い仕事で消耗したといいます。学習10か月目には、本人の申告で月の受注額が30万円になったそうです。[1]

知人からの仕事で初めてサーバーやドメインに触れ、その後クラウドソーシングで提案した例です。最初の仕事のころ、本人は勤め先の制作会社で事務職からWeb担当に移っていて、まったくの未経験とは条件が違います。30万円は受注額で、経費や手取りは書かれていません。2020年10月の投稿です。

縦長のWebページレイアウトをモニターで確認する人の後ろ姿
モニターで縦長のページのような画面を見る様子のイメージ(AI生成画像)

事例2:最初の3万円の仕事に2か月。保守の契約を提案した

筆者はWordPressの知識がゼロの状態から、ノーコードでのHP制作を始めたそうです。最初の3万円の仕事に2か月かかり、本人の計算では時給が100〜300円になり、徹夜やエラーへの対応に苦しんだと書いています。[2]

行き詰まるたびにAIに質問して解決し、単発の制作だけでは件数が増えると作業が追いつかないため、保守の契約を提案したといいます。本人の申告では、5か月目に月6万円の保守の契約と月5万円の制作の収入が重なり、月11万円を超えたそうです。[2]

最初の仕事に時間がかかったあと、保守の契約を組み合わせた例です。金額と期間は本人の申告で、相場や同じ結果が出る目安ではありません。記事にはプロフィールから有料記事への案内があります。2026年4月の投稿です。

事例3:紹介で1,500円の修正から。20ページの仕事で約200か所の修正に

筆者はSES企業を辞めて学習を始め、その記録をSNSで発信していたそうです。本業と並行した副業ではなく、退職後にフリーランスとして仕事を受けた例として紹介します。高校の同級生の紹介で、WordPressのサイトにメールアドレスを1件追記する小さな修正を1,500円で初めて受けたと書いています。WordPressは初めてで、どう作るかのイメージが持てず、調べるところから始めて約2時間かかったといいます。[3]

翌月は同じ依頼主から、スマートフォン表示への対応を含む3ページのWordPressのコーディングを続けて受けましたが、手元の環境づくりだけで2日かかったそうです。その後の20ページの仕事では約200か所の修正や変更の依頼で消耗し、公開日に間に合わず、残りをほかの人に頼んだと振り返っています。[3]

小さな修正から始めたが、規模の大きな仕事で修正の量に追いつかなかった例です。本人はSES企業にいた経験と、以前のプログラミングの独学の経験があり、まったくの未経験とは条件が違います。記事にはスクールの紹介特典があります。2025年1月の投稿です。

カフェでノートパソコンを囲んで話す二人の手元
画面とノートを見ながら話す様子のイメージ(AI生成画像)

事例4:以前の取引先の代表から10万円の改修。依頼の翌日に納品

筆者は会社員で兼業のCTOだと書いています。実名のSNSで活動を共有したことをきっかけに、以前関係のあった会社の代表から、10万円のWordPressの改修を受けたそうです。[4]

渡されたデザインを今あるトップページに組み込み、スマートフォン表示の調整、最新記事の自動表示、下書きでの仮の反映、表示の確認、本番への反映、公開後の確認、請求書の送付までを行い、依頼の翌日に公開・納品したといいます。本人は、10万円は利益ではなく、投稿した時点では入金前で、作業時間の合計も確定できないとはっきり書いています。[4]

開発の経験がある人が、今ある関係から改修の仕事を受けた例です。デザインとアクセス情報が渡されていた条件付きの仕事で、始めたばかりの人の新しいサイト制作の金額や時給にはできません。記事にはAIの活用やメンバーシップの準備の話があります。2026年9月の投稿です。

事例5:働きながらポートフォリオを作り、約50〜60件応募。最初はブログの構築

Akinobuさんは39歳で、鉄鋼卸売会社の在庫管理職を続けながら学び、WordPressを含むポートフォリオを3か月で作ったと答えています。クラウドワークスを中心に、ランサーズとココナラにも合計で約50〜60件、1日3〜5件応募し、提示された金額から4〜5割引いて提案しても返信は少なかったそうです。[5]

最初の仕事は、WordPressでのアニメの紹介ブログの構築だったといいます。顧客への基本的な説明、情報の整理、担当する範囲、プラグインの知識に苦労し、メンターに相談しながら時間をかけて納品したと話しています。[5]

応募を重ねて最初の仕事を受け、技術以外の説明や範囲の整理に苦労した例です。最初の仕事の金額は書かれていません。スクールの運営サイトの卒業生インタビューで、無料相談への案内があります。2023年8月の投稿です。

5人の体験から編集部が整理した、WordPressの副業で見えた点

5人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、5人全員がすべてに触れているわけではありません。事例3は副業ではなく退職後の例です。また、5人の記事だけで、WordPressの副業について断定することはできません。

  • 知人や紹介、今ある関係から受けた人がいた:事例1は知人から、事例3は同級生の紹介から、事例4は以前関係のあった会社の代表から仕事を受けました。事例1・5はクラウドソーシングで提案や応募もしています。[1][3][4][5]
  • 技術以外の作業や規模で苦労した人がいた:事例5は顧客への説明や担当の範囲、事例3は20ページの仕事で約200か所の修正、事例1はサーバーやドメインを初めて扱ったことを挙げています。[1][3][5]
  • 最初は時間に見合わないと感じた人がいた:事例2は最初の3万円の仕事で時給100〜300円の計算になり、事例1は500円の修正など金額の低い仕事で消耗したと書いています。[1][2]

LPのコーディングを受けた人の体験はLPコーディングの副業はどう始めた?3人の受けた金額と、納品で戸惑ったこと、Web制作の最初の仕事で確かめることはWeb制作・Webデザインの初案件で確認する6項目でまとめています。

WordPressの副業を受ける前に確かめたい5つのこと

ここからは、5人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。5人がこの5つを勧めているわけではありません。

WordPressの副業を受ける前に確かめたい5つのこと:作業の範囲、修正の回数、公開日と作業時間、アクセス情報と素材、公開後の保守
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. 作業の範囲:テーマの調整、コーディング、サーバーやドメインの設定、公開後の確認など、どこまで担当するかを確かめます。
  2. 修正の回数:修正が何回まで含まれるかを、ページ数とあわせて確かめます。
  3. 公開日と作業時間:本業のあとの時間で、公開日に間に合うかを確かめます。
  4. アクセス情報と素材:管理画面やサーバーの情報、デザインや文章が渡されるかを確かめます。
  5. 公開後の保守:公開後の修正や保守を受けるか、受けるなら金額をどうするかを確かめます。

Web制作の副業の始め方はWeb制作の副業は何から始める?、仕事が取れなかった人の体験はWeb制作の案件が取れない|副業・個人で始めた3人が初受注までにしたことで紹介しています。

よくある質問

WordPressの副業の最初の仕事はいくらでしたか?

最初の金額を書いていたのは、事例1の2万5,000円(テーマのカスタマイズ)、事例2の3万円(HP制作)、事例3の1,500円(メールアドレスの追記)でした。事例5は金額を書いておらず、事例4の10万円は最初の仕事とは書かれていません。どれも本人の申告です。

WordPressの副業で苦労したことは何ですか?

サーバーやドメインを初めて扱ったこと(事例1)、徹夜やエラーへの対応(事例2)、環境づくりや約200か所の修正(事例3)、顧客への説明や担当の範囲(事例5)などが書かれていました。

未経験でもWordPressの仕事は受けられますか?

5人の記事からは言えません。事例2はWordPressの知識ゼロから始めたと書いていますが、事例1は勤め先でWeb担当に移っていて、事例3はSES企業での経験(退職後のフリーランスの例)、事例4は開発の経験がありました。

参照した記事

タイトルとURLをコピーしました