クラウドワークスのプロフィールはどう書く?6人が書いたことと、その後の応募・受注

夜の自宅で入力フォームのような画面を開いたノートパソコンに向かう人の後ろ姿 キャリア・転職

クラウドワークスのプロフィールを作り直したり、工夫して書いたりした6人の記事を確認すると、4人は、できる作業、使えるツール、稼働時間、返信や納期の目安を具体的に書いていました。書き直したあとにスカウトが来た、受注が増えたと書いた人もいます。ただし、4人は同じ時期に、応募の数を増やしたり、応募文や応募する仕事を変えたりしていて、プロフィールだけの効果は分かりません。1人の記事には、書き直す前の実績について、記事の中で食い違う記載もありました。

この記事では、6人がプロフィールに何を書き、そのあと応募や受注がどう変わったかを整理します。数字は本人の申告で、クラウドワークスの画面や取引は確認していません。何人かはテンプレートや有料記事、自分の発信への案内をしていて、成功例に偏る面があります。

この記事で分かること

  • 6人がクラウドワークスのプロフィールに書いたこと
  • 書き直す前と後の、スカウトや受注の変化(本人の記載)
  • プロフィール以外に同時に変えていたこと
  • プロフィールを見直す前に確かめたい5つのこと

結論:6人の体験の比較

6人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 プロフィールに書いたこと 同じ時期にしたこと そのあと(本人の記載)
事例1 約70字から約450字に。学生生活の経験、対応できる作業、ツール、稼働時間、返信の目安。画像も変更 書き直した週に3件応募 その週にスカウト3件。テストに通って4,500円の初受注
事例2 処理の件数や速さ、納期、ツール、過去の仕事、依頼する側の利点を書くように全面的に変更 書かれていない 変更後は20件応募で5件契約と本人。記事の中で、変更前の実績の記載に食い違い
事例3 対応できる作業、接客や事務の経験、Excelやチャットのツールなど 仕事の選び方、応募文、応募の速さも工夫 スカウトが増え、最初の仕事は月3,000〜5,000円ほど。それが次の仕事につながった
事例4 できる作業(ライティング、データ入力)、納期を守る、24時間以内に返信 1日10件を2日ほど応募 500文字500円のライティングを初受注。同じ相手からもう1件
事例5 ChatGPTも使い、自分の強みと依頼する側の目線が伝わるように作成 応募する仕事の条件を変え、勤め先の経験に近い仕事に応募 最初は300字500円の台本。のちに文字単価3円の仕事で正式に契約
事例6 自己紹介、経験、対応できる作業、稼働時間、返信と納期の目安。営業の経験を記事の分野とつなげた 書かれていない 最初は100円のプロフィール画像の仕事。記事の時点で月5万円以上

6人とも本人のnoteで、本文を確認しました(事例3は無料で読める部分)。数字は本人の申告で、独自には確認していません。事例1は有料の手順への案内、事例2は記事の最後にダウンロードへの案内、事例3は有料のテンプレートの販売があり、宣伝の面が強くあります。事例1・3・4・5は、プロフィールと同じ時期に応募の数や応募文なども変えていて、事例2・6も変える前と後を同じ条件で比べたものではないため、何が受注につながったかは分けられません。

事例1:約70字から約450字に。その週にスカウト3件、4,500円の初受注

筆者は文系の大学3年生です。最初のプロフィールは約70字で、できる作業、実績、稼働時間を書いていなかったそうです。3週間でスカウトは0件、約10件の応募にも反応がなかったといいます。[1]

そこで、学生生活での経験、対応できる作業、使えるツール、稼働時間、返信の目安を約450字にまとめ、初期設定のままだった画像も変えました。書き直した週には3件応募もしていて、スカウトが3件来て、テストに通って4,500円の仕事を初めて受けたと書いています。[1]

短かったプロフィールに、作業や時間の目安を書き足した例です。画像の変更と新しい応募も同じ時期で、プロフィールの文章だけの効果とは分けられません。記事の最後に、その後の収入の伸ばし方を書いた有料の商品への案内があります。2026年4月の投稿です。

事例2:件数や速さ、依頼する側の利点を書くように全面変更。ただし記載に食い違い

筆者は最初、事務の経験、ExcelやWord、対応できる作業、稼働時間を短く書いていたそうです。それを、処理できる件数や速さ、納期、使えるツール、過去の仕事、依頼する側の利点が分かる形に全面的に変えたと書いています。[2]

本人によると、最初の3か月は約60件応募して契約3件、収入の合計は約2万円でした。別の比べ方では、変更後は20件応募して5件契約、月収は10万円を超えたとしています。月ごとの表では、変更前の3か月が6,000円、8,000円、6,000円、変更後の3か月が42,000円、78,000円、112,000円でした。[2]

プロフィールを依頼する側の目線で書き直した例です。ただし、記事の冒頭では変更前に3件契約していたとする一方、後半では変更前の自分を実績ゼロと書いていて、記事の中で食い違いがあります。収入の増加には、続く仕事や活動の期間も重なっていて、プロフィールだけの効果とは確かめられません。記事の最後にダウンロードへの案内がある、読者を集める目的の投稿で、数字は特に慎重に読む必要があります。2026年1月の投稿です。

ノートパソコンの横でメモに書き出してマーカーを引く手元
書くことをメモに書き出す様子のイメージ(AI生成画像)

事例3:在宅のカスタマーサポート11年。ツールまで具体的に書き、スカウトが増えた

筆者は、在宅のカスタマーサポートとクラウドワークスの経験がどちらも11年だと書いています。始めたときに、プロフィールの画像、できること、子育て中であることの書き方を考え、対応できる作業、接客や事務の経験、Excel、Googleスプレッドシート、Teams、Chatwork、Slackなどのツールを具体的に書いたそうです。[3]

プロフィールを整えたあとはスカウトが増え、最初の仕事は月3,000〜5,000円ほどで、その1件が次の仕事につながったといいます。[3]

使えるツールまで具体的に書いた例です。最初の仕事までの応募の数や期間、スカウトの数、プロフィールを整える前と後の比べられる数字は書かれていません。仕事の選び方、応募文、応募の速さも同時に工夫しています。記事の後半は有料で、テンプレートなどの販売があります。2026年8月の投稿です。

事例4:実績がない中、納期と24時間以内の返信を書き、1日10件応募して初受注

筆者はプロフィールで、3歳と0歳の子を育てる主婦だと書いています。実績がなかったため、プロフィールには対応できる作業(ライティングとデータ入力)、納期を守ること、24時間以内に返信することを書いたそうです。[4]

初日に2〜3件応募しても返事はなく、そのあと1日10件を2日ほど応募して、500文字500円のライティングを初めて受けたといいます。納品後に同じ相手からもう1件を受け、始めて10日の時点で、まだ引き出していない金額が1,000円を超えたと書いています。[4]

実績がない代わりに、納期と返信の約束を書いた例です。受注したのは応募の数を大きく増やしたあとで、プロフィールの効果とは分けられません。本人は月10万円を目標に活動の記録を発信しています。2025年9月の投稿です。

事例5:ChatGPTも使って作成。最初の500円の仕事は続けず、経験に近い仕事で契約

筆者は不動産会社でパートとして働いていて、ChatGPTも使いながら、プロフィールの文章と画像を設定したそうです。7件目の応募で、300字500円(手数料を引いて344円)のショート動画の台本を初めて受けました。1時間以上かかり、続けるには単価が低く修正の負担も大きいと考えて、続けての依頼は断ったといいます。[5]

その後は応募する仕事の条件を変え、勤め先での経験に関係する、文字単価3円のSEOの仕事に応募して、トライアルを経て正式に契約したそうです。本人は、テンプレートではなく、自分の強みと依頼する側の目線が伝わるようにプロフィールを作ったことも、理由の一つに挙げています。[5]

プロフィールと合わせて、自分の経験に近い仕事を選ぶように変えた例です。プロフィールの全文は公開されておらず、応募文、すぐの返信、仕事の条件、今の勤め先が不動産会社であることも関わっています。本人の発信への案内があります。2025年7月の投稿です。

通知を示す丸い印があるスマートフォンの画面を見て手を止める様子
スマートフォンの通知を見る様子のイメージ(AI生成画像)

事例6:営業4年の経験を記事の分野とつなげて書く。100円の仕事から月5万円以上に

筆者は営業の経験が4年あるライターで、プロフィールでは、自己紹介、経験、対応できる作業、稼働時間、返信と納期の目安を意識して書いたそうです。営業の経験を、記事の分野やお客さんへの理解につなげた書き方の例も載せています。[6]

本人によると、最初はプロフィール画像を作る100円の仕事から始まり、記事の時点では月5万円以上になったといいます。[6]

前の仕事の経験を、書ける分野と結びつけて書いた例です。月5万円に届くまでの期間、仕事の件数、収入の内訳、プロフィールを変える前と後の比べられる数字は書かれていません。一般的なコツと本人の経験が混ざっていて、この記事では本人の経験の部分だけを使っています。2025年7月の投稿です。

6人の体験から編集部が整理した、プロフィールで見えた点

6人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、6人全員がすべてに触れているわけではありません。また、6人の記事だけで、受注につながるプロフィールの書き方を断定することはできません。

  • 作業・ツール・時間の目安を具体的に書いていた:事例1は対応できる作業、ツール、稼働時間、返信の目安を、事例3はツールの名前まで、事例4は納期と24時間以内の返信を、事例6は稼働時間と返信・納期の目安を書いていました。[1][3][4][6]
  • 今の仕事や前の仕事の経験とつなげた人がいる:事例5は勤め先の経験に近い仕事に応募し、事例6は営業の経験を記事の分野とつなげ、事例3は接客や事務の経験を書いていました。[3][5][6]
  • プロフィールだけの効果は分からない:事例1は書き直した週に応募もしていて、事例4は1日10件の応募のあとに受注しています。事例2は記事の中で記載に食い違いがありました。[1][2][4]

最初の仕事の金額は、100円、500円、4,500円などで、小さな仕事から始まっていました。クラウドソーシングを始めた最初の数か月の体験はクラウドソーシングを始めた6人の最初の数か月は?応募数・初収入・勧誘への対処を整理、応募で見せる記事についてはWebライターのポートフォリオはどう作る?でまとめています。

クラウドワークスのプロフィールを見直す前に確かめたい5つのこと

ここからは、6人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。6人がこの5つを勧めているわけではありません。

クラウドワークスのプロフィール、見直す前の5つの確認:できる作業とツール、時間と返信の目安、経験とのつながり、画像、応募と合わせて見直す
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. できる作業とツール:対応できる作業と、使えるソフトやツールを具体的に書けるかを確かめます。
  2. 時間と返信の目安:稼働できる時間、返信や納期の目安を、守れる範囲で書きます。
  3. 経験とのつながり:今の仕事や前の仕事の経験を、受けたい仕事とつなげて書けるかを考えます。
  4. 画像:初期設定のままになっていないかを確かめます。
  5. 応募と合わせて見直す:プロフィールだけでなく、応募文、応募の数、応募する仕事の選び方も合わせて見直します。

ランサーズで最初の仕事を受けた人の体験はランサーズの初案件はどうだった?、怪しい募集についてはクラウドソーシングの怪しい案件|6人が出会った勧誘と、気づいたポイントで紹介しています。

よくある質問

クラウドワークスのプロフィールには、何を書いていましたか?

今回の6人では、対応できる作業、使えるツール、稼働時間、返信や納期の目安を書いた人が多くいました(事例1・3・4・6)。事例2は処理の件数や速さ、依頼する側の利点、事例5は自分の強みと依頼する側の目線を書いたとしています。

プロフィールを書き直すと、受注は増えますか?

6人の記事からは言えません。書き直したあとにスカウトや受注が増えたと書いた人はいますが、4人は同じ時期に応募の数や応募文なども変えていて、ほかの2人も同じ条件で比べたものではないため、プロフィールだけの効果は分かりません。事例2は記事の中で記載に食い違いもありました。

最初の仕事はいくらでしたか?

事例6は100円のプロフィール画像の仕事、事例4・5は500円(事例5は手数料を引いて344円)、事例1は4,500円でした。事例3は月3,000〜5,000円ほどの仕事でした。どれも本人の申告です。

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