ランサーズの初案件はどうだった?未経験のWebライター5人の最初の仕事と文字単価

昼の自宅リビングでノートパソコンの仕事一覧風画面を見る人の後ろ姿 キャリア・転職

ランサーズでWebライターの仕事を始めた5人の記事を確認すると、最初に記事の仕事(プロジェクト)を受けたときの文字単価は、本人が書いている4人で0.2〜0.4円でした。3人は、記事の仕事に応募する前にタスク作業をしていました(事例1は数百円、事例5は100円ほどと書いています)。1記事に5〜6時間、または半日以上かかった人もいて、時給にすると47円だったと計算した人もいます。一方で、最初の取引先から続けて依頼を受けた人や、同じ相手から直接の依頼を受けた人もいました。

この記事では、ランサーズで最初の仕事を受けた5人が、何から始め、いくらで受け、そのあとどうなったかを整理します。金額や時間は本人の申告です。5人とも、そのあとWebライターを続けている人の振り返りで、途中でやめた人の体験はとらえられていません。1人は2017年の体験です。

この記事で分かること

  • ランサーズで最初に受けた仕事の内容と文字単価
  • タスク作業から始めた人と、その理由
  • 最初の仕事にかかった時間と、そのあとの変化
  • ランサーズで応募する前に確かめたい5つのこと

結論:5人の体験の比較

5人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 始める前 最初の記事の仕事 そのあと(本人の記載)
事例1 事務職。ブログや専門知識はなし。数百円のタスクで操作に慣れた アニメ・漫画・映画を各300字でまとめる30件で4,000円(約0.4円/字) 実績と評価が増えると受かりやすくなった
事例2 ほかの副業で成果が出ず、文章を書くのが好きで開始 芸能・時事の記事、0.25円/字。WordPressへの入稿と装飾もあり、1記事5時間 Webライターを5年続け、Webマーケターに転職
事例3 37歳の専業主婦。2週間独学 数十件応募し、初月はアンケートや入力作業を含む6件 4〜6件目は同じ取引先で、後半2件は直接の依頼。初月の手取りは21,263円
事例4 タスク作業から始め、本とYouTubeで学習 漫画のネタバレ記事、0.2円/字。執筆6時間で、時給にすると47円 初月の報酬は2,396円。月1万円に届くまで約4か月
事例5 主婦。100円ほどのタスクを続け、ブログや本で学習 健康の記事5本、約0.2円/字。1記事に半日以上 評価と続けての依頼を受け、のちに1円以上の仕事に

事例1〜4は本人のnote、事例5は本人のブログで、本文を確認しました。金額・時間・件数は本人の申告で、独自には確認していません。5人とも、Webライターを続けて振り返りを発信している人で、自分の発信や関連記事への案内があります。事例5は2017年の体験で、今の状況とは違う可能性があります。

事例1:タスクで慣れてから応募。最初の仕事は30件で4,000円

筆者は在宅で働くためにWebライターを始めました。前の仕事は事務職で、当時はブログも専門の知識もなかったと書いています。ランサーズに登録したあと、応募するのが怖く、まず数百円のタスク作業で操作に慣れたそうです。[1]

何度か不採用になったあと、アニメ・漫画・映画をそれぞれ300字でまとめる仕事を30件、4,000円(文字単価にして約0.4円)で受けました。30件を納品するのはしんどかったものの、実績と評価が増えると、ほかの仕事にも受かりやすくなったと振り返っています。[1]

タスク作業で慣れてから、件数の多い仕事で最初の実績を作った例です。受かりやすくなったのは本人の感じ方で、何件応募して何件受かったかは書かれていません。2025年5月の投稿です。

事例2:最初は文字単価0.25円。入稿と装飾もあり、1記事に5時間

筆者は、いくつかの副業で成果が出ず、文章を書くのが好きだったことからWebライターを始めました。最初の仕事は、ランサーズで受けた芸能・時事の記事で、文字単価は0.25円だったそうです。[2]

あまり興味のない分野を調べることに加え、WordPressに直接入稿してデザインも整える必要があり、1記事に5時間かかったと書いています。それでも、自分の力で収入を得られたことはうれしかったといいます。その後Webライターを5年続け、本人によると、Webマーケターとして転職できたそうです。[2]

書くだけでなく、入稿や装飾まで含む仕事だった例です。報酬の総額や、何件応募したかは書かれていません。記事には書籍のアフィリエイトリンクがあります。2026年3月の投稿です。

夜の机でパソコン画面を見ながら赤ペンで紙を確認する手元
納品前に文章を見直す様子のイメージ(AI生成画像)

事例3:37歳の専業主婦。初月は6件で、手取り21,263円

筆者は4人の子どもの母親で、始めたときは37歳の専業主婦だったと書いています。2週間独学してから、ランサーズで数十件に応募したそうです。[3]

最初の月は、アンケートや入力作業を含めて6件を受けました。4〜6件目は同じ取引先からで、後半の2件は直接の依頼だったといいます。本人の申告では、初月の手取りは合計21,263円でした。急に仕事が取り消されたり、返事を待ち続けたりすることもあったと書いています。[3]

記事以外の作業も含め、最初の月に同じ取引先から続けて依頼を受けた例です。21,263円には、アンケートや入力作業の分も含まれます。本人は今の高い単価の実績や自分の発信も紹介していて、成功例に偏る面があります。「誰でもできる」という本人の考えは、この記事では根拠にしません。2025年8月の投稿です。

事例4:最初の記事は6時間で、時給47円。月1万円まで約4か月

筆者は2021年末にランサーズに登録しました。怖さから最初はタスク作業に取り組み、本やYouTubeで基礎を学んでから、2022年1月に記事の仕事に進んだそうです。[4]

最初の仕事は漫画のネタバレ記事で、文字単価は0.2円でした。執筆に6時間かかり、本人の計算では時給47円だったといいます。初月の報酬は2,396円でした。その後、電子書籍の代筆などを経験し、本人の申告では2022年5月に26,575円になり、月1万円に届くまで約4か月かかったそうです。いわゆるサクラの仕事にも出会ったと書いています。[4]

最初の仕事は時給にすると低く、月1万円まで数か月かかった例です。何件応募したかは書かれていません。記事には自分の発信や関連記事への案内があります。2023年10月の投稿です。

ノートパソコンで入力する手元と机に置かれた無地のメモ帳
ノートパソコンで短い入力作業をする様子のイメージ(AI生成画像)

事例5:2017年、0.2円の健康記事5本。落ち込んだが続けての依頼に

筆者は主婦で、ランサーズに登録したあと、しばらく100円ほどのタスク作業を続けていたそうです。ブログや図書館の本で学んでから、初めて記事の仕事に提案しました。[5]

最初の仕事は文字単価約0.2円の健康の記事5本で、1記事に半日以上かかり、本人は始めるのが早すぎたと落ち込んだといいます。それでも納品後に取引先から評価と続けての依頼を受け、その後も提案を重ねて、本人によると続けての依頼が増え、文字単価1円以上の仕事を受けるようになったそうです。[5]

最初の仕事に時間がかかって落ち込んだものの、その取引先から続けて依頼を受けた例です。2017年の体験で、今のランサーズの状況にそのまま当てはまるとは限りません。サイトには広告や自分の関連記事への案内があります。2017年11月の投稿です。

5人の体験から編集部が整理した、ランサーズの最初の仕事で見えた点

5人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、5人全員がすべてに触れているわけではありません。また、5人の記事だけで、ランサーズで仕事を取る方法を断定することはできません。

  • タスク作業から始めた人がいる:事例1・4・5は、記事の仕事に応募する前にタスク作業をしていました。事例1・4は、応募するのが怖かったことを理由に挙げています。[1][4][5]
  • 最初の文字単価は0.2〜0.4円で、時間がかかった:文字単価を書いている事例1・2・4・5は0.2〜0.4円でした。事例2は1記事5時間、事例4は6時間、事例5は半日以上かかっています。[1][2][4][5]
  • 最初の取引先から続けての依頼を受けた人がいる:事例3は同じ取引先から続けて受け、後半は直接の依頼でした。事例5も、最初の取引先から続けての依頼を受けています。[3][5]

5人とも、そのあとWebライターを続けた人の振り返りです。応募しても受からないときの体験はWebライターで案件が取れない|7人の応募数と、受かるまでに変えたこと、怪しい募集についてはクラウドソーシングの怪しい案件|6人が出会った勧誘と、気づいたポイントでまとめています。

ランサーズで応募する前に確かめたい5つのこと

ここからは、5人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。5人がこの5つを勧めているわけではありません。

ランサーズで応募する前の5つの確認:タスクから始めるか、文字単価と時間、手数料と受取額、作業の範囲、怪しい募集
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. タスクから始めるか:操作に慣れるためにタスク作業をするか、最初から記事の仕事に応募するかを考えます。
  2. 文字単価と時間:文字単価だけでなく、1記事に何時間かかりそうか、時給にするといくらかを確かめます。
  3. 手数料と受取額:報酬から手数料が引かれたあと、いくら受け取れるかを確かめます。
  4. 作業の範囲:書くだけか、入稿や装飾、画像選びまで含むかを確かめます。
  5. 怪しい募集:仕事の中身がはっきりしない募集や、サクラのような仕事ではないかを確かめます。

最初の仕事までの流れは未経験からWebライターの副業を始めるには?、応募で見せる記事についてはWebライターのポートフォリオはどう作る?で紹介しています。

よくある質問

ランサーズの最初の仕事は、文字単価いくらでしたか?

文字単価を書いている4人では、0.2〜0.4円でした(事例1は30件4,000円で約0.4円、事例2は0.25円、事例4・5は約0.2円)。どれも本人の申告で、今の相場を示すものではありません。

タスク作業から始めたほうがいいですか?

5人の記事からは言えません。事例1・4・5はタスク作業をしてから記事の仕事に応募し、事例1・4は応募するのが怖かったことを理由に挙げています。事例3は初月にアンケートや入力作業も受けていました。

最初の仕事には、どれくらい時間がかかりましたか?

事例2は1記事に5時間、事例4は6時間(時給にすると47円)、事例5は半日以上かかったと書いています。事例2は入稿と装飾も含む仕事でした。

参照した記事

タイトルとURLをコピーしました