動画編集の継続案件はどう取る?6人の体験|続いた5人と、1本で辞めた1人

木の机でノートPCに編集ソフトのような画面を表示して作業する手元 キャリア・転職

動画編集の継続案件について書いた6人の記事を確認すると、続いた理由として挙げられていたのは、早い返信、納期を守ること、マニュアルや過去の動画を読み込むこと、分からない点を先に確かめること、納品前のチェックや修正内容の記録でした。6人のうち5人は継続の仕事を得ていて、1人は、継続の提案を受けたものの、1本作ったところで手間に見合わないとして辞めています。続いていた仕事が、条件の相談をきっかけに別の編集者に切り替わった例もありました。

この記事では、6人が継続案件をどう得て、何を続け、どんなときに続かなかったかを整理します。本数、単価、売上は本人の申告で、確認はしていません。6人は公開記事から選んだ例で、継続案件を得られる割合を示すものではありません。

この記事で分かること

  • 動画編集で継続案件を得た5人が、続けるために意識したこと
  • 継続の提案を受けても辞めた人の理由
  • 続いていた仕事が切り替わった例
  • 継続案件を考えるときに確かめたい5つのこと

結論:6人の体験の比較

6人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 始めた形 継続につながったこと(本人の記載) 結果
事例1 副業でココナラ。1本3,000円から 返信、早めの納品、修正対応、案件ごとの雰囲気の理解 今の仕事の8〜9割が既存の取引先から。条件の相談をきっかけに切り替わった案件も
事例2 本業のあとに学び、スクールの支援で応募 応募文とポートフォリオを整え、マニュアルを確かめて期限内に納品 納期3日のショート動画の仕事で再依頼の連絡があり、継続に
事例3 実績ゼロから、最初の月に3社と継続前提で契約 納品前のチェック、修正内容の記録、不安にさせない連絡、納期を守る 3社とも継続。3か月目は14本、売上70,058円
事例4 300円のテストに合格し、1本2,000円で継続の提案 ― 手数料を引いて約1,500円、作業約8時間。1本作って辞めた
事例5 主婦業と事務職を続けながら学び、受講2か月目にテスト 過去の動画を追い、不明点を先に確認。丁寧な言葉、早い返信、誤字脱字を防ぐ 2件とも採用され、継続に
事例6 本業のかたわら、クラウドソーシングで応募 マニュアルを読み、不明点を確認。単価が下がった時期はテンプレートを改善 最初の発注者から2023年2月以降、累計650本以上

6人とも本人の投稿か、本人の回答が分かれたインタビューで、本文を確認しました。本数、単価、売上、作業時間は本人の申告で、確認はしていません。6人は自分で体験を公開した人で、継続案件を得られる割合や、続いた理由を示すものではありません。事例2はスクールへの強い肯定、事例5はスクールの運営会社のインタビュー、事例6は本人への仕事の相談の案内がある記事です。6人は公開記事から選んだ例です。

事例1:ココナラで1本3,000円から。今の仕事の8〜9割は既存の取引先から

筆者は、副業のころにココナラで1本3,000円から始め、編集のチームで一緒だった人から、のちに直接声をかけられたと書いています。[1]

返信、早めの納品、修正への対応、案件ごとの雰囲気や表現の決まりの理解を積み重ね、今の仕事の8〜9割は、すでに取引のある会社やディレクターからの継続や新しい依頼だといいます。一方、対応する範囲を広げ続けたものの、増えた手間を料金に反映できず、条件を相談したことをきっかけに、別の編集者に切り替わった案件もあったそうです。[1]

何でも引き受けることが、続く理由にも、終わる理由にもなった例です。仕事の割合は本人の振り返りです。2026年9月の投稿です。

事例2:スクールで応募文を整え、納期3日のショート動画で再依頼

筆者は、本業のあと、平日の夜と土日に動画編集を学んでいて、独学のころは応募文や実績の見せ方が分からず、応募できなかったと書いています。[2]

スクールで、応募文、ポートフォリオ、案件のマニュアルの読み方と確かめ方の支援を受け、納期3日のショート動画の仕事を期限内に納品したそうです。本人によると、そのあと発注者から再依頼の連絡があり、継続の仕事になったといいます。[2]

最初の納品を期限内に終えたことが、再依頼につながった例です。受講を始めて2か月弱の時点の記事で、報酬や続いた本数は書かれていません。スクールを強く勧める内容です。2026年7月の投稿です。

事例3:最初の月に3社と契約。3社とも継続し、3か月目は14本

筆者は、実績ゼロから、最初の月に3社と継続を前提に契約したと書いています。本人の記録では、1か月目は3本で売上4,000円、2か月目は13本で68,800円、3か月目は14本で70,058円でした。[3]

3社のうち2社は2週に1回、1社は週に平均2本の納品になったそうです。納品前のチェック、修正の内容の記録、相手を不安にさせない連絡、納期を守ること、1本ごとの改善を続けたと書いています。[3]

修正の内容を記録して、次の納品に生かした例です。売上は手数料や経費、税金を引く前か後かが書かれていません。3社すべてが続いたのは本人の例で、一般的な確率ではありません。2026年10月の投稿です。

編集画面のモニターの前で、手に持ったノートの書き込みを指さす手元
ノートを見ながら確認する様子のイメージ(AI生成画像)

事例4:1本2,000円の継続の提案。約8時間かかり、1本で辞めた

筆者は3人の子どもの母で、元公務員だと書いています。300円のテストの案件に合格したあと、2ちゃんねる系のショート動画を1本2,000円で続けてほしいと提案を受けたそうです。[4]

本人の申告では、手数料を引くと約1,500円で、素材探しに約5時間、編集に約3時間かかりました。継続の枠の1本目を作ったあと、疲れたことと、かけた時間に見合わないことから、その案件を辞めたといいます。[4]

継続の提案があっても、条件を見て辞めた例です。時給の計算は本人の単純な割り算で、ソフトや機材の費用は含まれていません。本人も、初心者の1つの案件の例で一般化できないと書いています。2026年8月の投稿です。

事例5:受講2か月目にテストを受け、2件とも継続に

まかさんは、主婦業と金融系の事務職を続けながら動画編集を学び、受講2か月目にクラウドソーシングで、アニメ系とエンタメ系のYouTube動画の編集のテストを受け、両方とも採用されて継続になったと答えています。[5]

マニュアルがある案件では過去の動画を見て合わせ、決まりがない案件では同じジャンルの動画を調べ、分からない点は先に確かめたそうです。丁寧な言葉づかい、早い返信、誤字脱字を防ぐことを意識したと話しています。[5]

過去の動画に合わせ、分からない点を先に確かめた例です。報酬、続いた期間、本数は書かれていません。スクールの運営会社のインタビューです。2023年9月の投稿です。

スマートフォンの画面を指で操作する手元と、横に置いたノートPC
スマートフォンでやり取りする様子のイメージ(AI生成画像)

事例6:最初の発注者から累計650本以上。単価が下がった時期も続けた

山岸さんは、本業のかたわら、クラウドソーシングで応募し、最初の発注者から、2023年2月以降に累計650本以上を編集したと書いています。最初の仕事ではマニュアルを読み、分からない点を確かめて納品したところ、継続の打診を受けたそうです。[6]

その後、編集の難しさと単価が約3分の1に下がった時期には、テンプレートを改善し、別の案件を引き受けることも提案したといいます。投稿の時点では、作る本数は減った一方、1本あたりの単価は上がったと書いています。[6]

条件が変わった時期も、作り方を見直して続けた例です。具体的な単価や作業時間は書かれていません。記事の最後に、本人への仕事の相談の案内があります。2025年5月の投稿です。

6人の体験から編集部が整理した、継続案件で見えた点

6人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、6人全員がすべてに触れているわけではありません。

  • 最初の納品の前に、決まりを確かめていた:事例2はマニュアルの読み方と確かめ方を学び、事例5は過去の動画に合わせ、事例6はマニュアルを読んで不明点を確かめてから納品していました。[2][5][6]
  • 返信や納期など、やり取りの基本を挙げた人が多かった:事例1は返信と早めの納品、事例3は不安にさせない連絡と納期、事例5は早い返信と丁寧な言葉を挙げています。[1][3][5]
  • 続くかどうかは、条件とも関係していた:事例4は継続の提案を受けても手間に見合わないとして辞め、事例1は条件の相談をきっかけに切り替わった案件がありました。事例6は単価が下がった時期にテンプレートを改善していました。[1][4][6]

動画編集の単価の上げ方は動画編集の単価の上げ方|6人の値上げ・条件見直しの事例、料金の決め方は動画編集の副業の単価|5人の1本あたりの金額と作業時間でまとめています。

動画編集の継続案件を考えるときに確かめたい5つのこと

ここからは、6人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。6人がこの5つを勧めているわけではありません。

動画編集の継続案件を考えるときに確かめたい5つのこと:マニュアルと過去の動画、不明点の確認、返信と納期、修正の記録、手間と単価
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. マニュアルと過去の動画:決まりや、これまでの動画の雰囲気を、最初の納品の前に確かめます。
  2. 不明点の確認:分からない点は、作り始める前に発注者に確かめます。
  3. 返信と納期:返信の目安と、無理なく守れる納期かを確かめます。
  4. 修正の記録:受けた修正の内容を書き残し、次の動画で同じ修正が出ないようにします。
  5. 手間と単価:素材探しなども含めた作業時間と、手数料を引いた金額を比べ、続けるかを考えます。

動画編集の最初の仕事の取り方は動画編集の副業、初案件はどう取る?3人の体験談から準備と単価の現実を整理で紹介しています。

よくある質問

動画編集の継続案件は、どうやって得ましたか?

今回の6人では、テストや最初の納品のあとに継続の仕事になった例(事例2・5・6)、テストのあとに継続の提案を受けた例(事例4)、最初から継続を前提に契約した例(事例3)、一緒に仕事をした人から直接声をかけられた例(事例1)がありました。

継続案件を得るために、何を意識しましたか?

マニュアルや過去の動画を確かめる(事例2・5・6)、返信や納期を守る(事例1・3・5)、修正の内容を記録する(事例3)などを挙げていました。どれも本人の振り返りで、それだけで継続が決まったとは言えません。

継続の提案があれば、受けたほうがいいですか?

事例4は、1本2,000円(手数料を引いて約1,500円)の提案を受けましたが、約8時間かかったため1本で辞めています。作業時間と金額を比べて判断した例です。

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