副業を辞めた理由は?続かなかった3人の体験と、その後を整理

副業を続ける、休む、別の方法に変える選択肢を整理するイメージ キャリア・転職

副業を始めたものの、思ったより作業が重い、成果が見えない、生活の変化で手が止まる。そんなとき、「続けられない自分が悪いのか」「やめてもいいのか」と迷うことがあります。公開されている3人の本人記録を読むと、中断までの経緯も、その後の選択も一様ではありませんでした。

この記事で確認できること

  • 3人が本人記事で語った中断・休止の経緯
  • やめた後に別の活動へ移った人と、一時停止後に再開した人の違い
  • 体験談だけでは撤退の正解や一般的な理由の順位は判断できないこと

以下は、Noteと個人ブログに公開された本人の振り返りです。本人申告を第三者資料で照合したものではなく、副業をしている人全体を代表する調査でもありません。

6つの試みを振り返った会社員:作業を重くした経緯も書いている

Noteの本人記事では、物販、動画編集、写真販売、TikTok、ブログなど複数の経験と、中断に至るまでが回顧されています。本人は記事内で、全てが収益目的で始めた副業ではなかったことや、現在はまだ成功していないことも記しています。プロフィールは「30代会社員」となっています。[1]

動画編集では、知人の動画を納得いくまで直し、深夜作業が続いて睡眠不足になったと振り返っています。写真販売では約200枚を投稿したものの、本人が想定した販売単価や他の作品との比較から継続をやめたと説明。ブログは作り込みで負担が増えた後、出張や詐欺被害への対応で時間と気力を使い、中断したと記しています。

これらは本人が後から整理した経緯です。記事後半の「次はこう試す」という考えは、本人自身が未検証の仮説と明示しています。成功者の手順や、同じ状況の人に共通する原因として読み替えることはできません。

3種類を中断した事務職の人:作業ごとに理由を分けている

別のNote記事では、本人がブログを約3か月、ハンドメイド販売を約半年、Webライターを約2か月試し、それぞれを中断・撤退した経験を説明しています。プロフィールには33歳・事務職とあります。本人はブログではアクセスがほとんど得られなかったこと、ハンドメイドでは材料費を差し引くと収支がほぼ残らなかったこと、ライターでは執筆に要する時間に対して報酬が続けにくいと感じたことを挙げています。数字はいずれも本人の申告です。[2]

本人はその後、文章を書くこと自体を理由にNoteを始め、記事時点で1年以上続いていると記しています。また、副業経験をまとめた有料マガジンも案内しています。自身の経験を商品として発信する立場があるため、個人の振り返りとして参照し、結論を一般化しません。

ブログを止めた後に再開した会社員:終わりではなく休止だった例

個人ブログの本人記事では、本業の後に作業へ取りかかる気力が出ないこと、記事のテーマが思い浮かばないこと、アクセスや収益が伸びなかったことを理由として挙げています。開始から約1年で執筆をやめていた時期があり、その後も休止していたと説明しています。運営者プロフィールでは、2019年から副業ブログを続けている会社員と紹介されています。[3]

本人は、更新していない期間に過去記事からアフィリエイト成果が発生したことが再開のきっかけの一つになったと書いています。これは本人の経験であり、停止中も収益が出ると期待できることを意味しません。記事にはサーバーや書籍、機材などのアフィリエイトリンクもあります。

この事例は、永久にやめた話ではなく「休止して、後に再開した」経緯です。やめる・休む・やり方を変える・再開するは、本人の記録上も別の状態として扱う必要があります。

3人の記録から分かるのは、理由が一つではないこと

確認した3件では、作業の作り込みや睡眠への影響、成果が見えるまでの期間と収支、生活上の出来事や気力の変化など、本人が語った背景がそれぞれ異なります。どれが最も多い理由か、どのタイミングでやめるべきかは、この3件からは判断できません。

続けるか迷っているなら、体験談の結論をそのまま当てはめず、次の点を自分の状況として分けてみる方法があります。

  • 止まったのは、作業そのものか、費用・収支か、時間や体調か
  • 今考えているのは完全にやめることか、期限を決めた休止か、作業範囲の変更か
  • 再開を考えるなら、何が変わったときに再開するのか。再開しない場合は何を優先するのか
  • 本業、生活費、睡眠や体調に影響がある場合、誰に相談し何を確認できるか

これは編集部が整理のために挙げた質問であり、続ける・やめるどちらかを勧める診断ではありません。働き方と時間の組み立ては会社員の副業時間の作り方、始める前の候補整理は生活条件から副業候補を絞る記事、初案件の条件は低単価の初案件を受ける前の考え方でも扱っています。

よくある質問

副業を途中でやめるのは失敗ですか?

今回確認したのは3人の個別の記録です。本人の中断をどう評価したかも人によって異なるため、一般的な正解は導けません。何が起きて、今後何を優先したいかを分けて考える材料にとどめてください。

副業をやめるか迷ったら、すぐ決めるべきですか?

記事の体験談は、誰にでも当てはまる判断基準を示していません。契約や費用がある場合は条件を確認し、本業や健康に影響している場合は必要な窓口へ相談してください。

いったん休んでから再開した人はいますか?

今回の3例にはブログを休止した後に再開した人がいます。一方、すべての活動が再開したわけではありません。再開の動機も本人の体験であり、休止すれば成果が出るという意味ではありません。

参照した本人記事と調査上の限界

  1. また続かなかった。6つの副業を途中で辞めた俺が、自分の失敗を本気で分析してみた(Note、2026年8月16日公開。本人の複数の試みと振り返り。プロフィールに30代会社員と記載)
  2. 副業で3回失敗した。4回目でやっと続いた理由を書く(Note、2026年5月13日公開。ブログ・ハンドメイド・Webライターの本人回顧。プロフィールに33歳・事務職と記載。有料マガジンの案内あり)
  3. 「ブログが続かない…」副業ブロガーの僕が立ち止まった理由と、また書き始めたきっかけ(Blog Lab、2025年3月29日公開・同年5月2日更新。運営者プロフィールに会社員・副業ブログ運営と記載)

投稿者本人の記述を要約し、長文転載はしていません。本人の自己申告を第三者資料で検証しておらず、成功率、撤退率、収益平均、因果関係を示す資料ではありません。Note記事の一人は有料マガジンを販売し、Blog Labにはアフィリエイト導線があります。副業全体を代表する標本でもありません。年齢・職業は本人プロフィールで明示されたものに限りました。

タイトルとURLをコピーしました