サムネイル制作の副業はいくら?4人の単価・作業時間と仕事の入口

明るい自宅の机でノートパソコンに動画サムネイル風の色面レイアウトを作る大人の手元 キャリア・転職

YouTubeのサムネイル制作を副業にした4人の記事を確認すると、最初の仕事の金額は、クラウドワークスの1枚300円や、コンペで初めて採用された858円など、低い金額から始まった例がありました。1枚にかかる時間は、始めたころの2〜3時間や約2時間から、慣れたあとは30〜40分や約30分に短くなったと書いた人がいます。一方で、1,000円未満の仕事は受けないと決め、動画編集の取引先から1枚3,300円の仕事を受けた人もいます。

この記事では、4人の単価、1枚の作業時間、仕事の入口を整理します。最初の仕事の金額が書かれていたのは2人で、ほかの2人は書いていません。金額や時間は本人の申告で、入金の記録は確認していません。4人とも有料の記事や自分の発信、コミュニティへの案内をしていて、続けられた人の例が選ばれやすい面があります。

この記事で分かること

  • サムネイル制作の副業で、4人が仕事を受けた入口と単価
  • 1枚にかかった時間の変化
  • 単価が変わったきっかけ
  • 始める前に確かめたい5つのこと

結論:4人の体験の比較

4人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 本人の立場 確認できた入口・初期の状況 その後(本人の記載)
事例1 会社員で、自分のYouTubeチャンネルを運営 クラウドワークスで何十件も提案したあと、1枚300円で初受注 継続の依頼を得た。1枚2〜3時間から30〜40分に
事例2 サムネイル制作をするクリエイター 駆け出しのころは1枚約2時間(最初の単価と入口は記載なし) 投稿時は1枚2,500円で月20〜25枚、1枚約30分
事例3 動画編集が主な仕事のフリーランス 1,000円未満は受けないと決め、動画編集の仕事の中で練習(最初のサムネイルの金額は記載なし) 作り始めて約6か月の時点で、動画編集の取引先から1枚3,300円で12枚の依頼
事例4 イベント制作会社のデザイナー(Photoshopは未経験) コンペに毎日1件応募し、2か月後に858円で初採用 固定の仕事は1枚1,500円・月4枚から。約4年4か月で月40万円超

4人とも本人の記事で、本文を確認しました。金額、枚数、時間は本人の申告で、取引の画面や入金の記録は確認していません。事例1は有料noteや自分のYouTubeの収益の話、事例2は自分の制作サービスやSNS、事例3は自分のブログやメールの登録、事例4はコミュニティへの案内があり、続けられた人の例が選ばれやすい面があります。4人は公開記事から選んだ例です。

事例1:会社員がクラウドワークスで初受注。1枚300円から始まった

筆者は会社員で、自分のYouTubeチャンネルも運営していたそうです。クラウドワークスで何十件も提案しても採用されない時期があり、自分で作ったサムネイルを何点かポートフォリオとして添えて応募し、YouTubeのサムネイル制作を初めて受けたと書いています。[1]

最初の仕事は1枚300円で、納品したあとに続けての依頼を受けたそうです。始めたころは1枚に2〜3時間かかりましたが、ファイル、文字のスタイル、素材サイトを整理して型にし、投稿した時点では1枚30〜40分になったといいます。本人の申告では、最初の月の収入は1万円でした。3か月目に2万円を超えるという話は、まだ受け取っていない分を含む見込みとして書かれています。[1]

何十件も提案したあと、自作のサムネイルを見せて初めて受けた例です。金額と時間は本人の申告です。記事には有料noteへの案内があります。2025年3月の投稿です。

モニターに並んだ複数のサムネイル風デザイン案を後ろ姿で見比べる人
複数のデザイン案を比較する場面のイメージ(AI生成)

事例2:1枚約2時間から約30分に。単価と枚数の組み合わせを変えた

筆者はサムネイル制作をするクリエイターで、投稿した時点では4つのチャンネルに月20〜25枚を納め、単価は1枚2,500円だったそうです。月の売上は約5万〜6.25万円で、Adobeと素材サイトに月2,478円かかり、手元に残るのは月約5万円と書いています。[2]

制作の時間は投稿時点で1枚約30分、月10〜13時間ですが、駆け出しのころは1枚約2時間かかったといいます。2020年ごろには、もっと安い単価で月約100枚を作り、月20万円を超えた時期もあったそうです。その後、依頼先の活動休止と本人の方針の変更で、枚数を減らしたと書いています。[2]

単価が安く枚数の多い時期から、単価が高く枚数の少ない形に変えた例です。1枚約30分は何度も作ったあとの時間で、始めたばかりの人の時間ではありません。記事には本人の制作サービスやSNSへの案内があります。2022年10月の投稿です。

事例3:1,000円未満は受けないと決め、1枚3,300円の依頼を受けた

筆者は動画編集が主な仕事のフリーランスのWebクリエイターで、サムネイルは単独の仕事ではなく、動画編集と合わせて作っていたそうです。1,000円未満のサムネイル制作は受けないと決め、動画とサムネイルを続けて受けている仕事の中で練習したと書いています。[3]

担当していた建築関係の会社から、別の担当者が作った過去のサムネイルを作り直す仕事を、1枚3,300円で依頼され、12枚で39,600円を受けたといいます。作り始めて約6か月の時点の経験で、クリックされやすい良い作例を研究し、IllustratorとPhotoshopを練習したそうです。[3]

すでにある動画編集の取引から、サムネイルの仕事が広がった例です。サムネイルだけでゼロから仕事を探す人とは条件が違います。記事には本人のブログやメールの登録への案内があります。投稿日は、ページの表示(2023年8月16日)と本文の説明(2023年10月の投稿を更新して新たに投稿)が食い違っていて、確定できません。

ペンタブレットとノートパソコンを使い色や配置をそろえたデザインを作る手元
色や配置の型をそろえて制作する場面のイメージ(AI生成)

事例4:コンペに毎日1件応募し、2か月後に858円で初採用

筆者は美術系の短大を出て、印刷会社で編集を4年経験し、イベント制作会社でデザイナーとして働いていたそうです。コロナ禍で仕事が止まったのをきっかけに副業を始めたと書いています。当時はPhotoshopを使ったことがなく、クラウドワークスのサムネイルのコンペに毎日1件、Photoshopで応募するというルールを作り、必要な操作をそのつど調べたといいます。[4]

初めて採用されたのは2か月後で、金額は858円だったそうです。採用された10件以上をポートフォリオにし、続けての固定の仕事は1枚1,500円、月4枚、月約6,000円から始まったと書いています。その後もコンペを続け、固定の仕事を増やし、値上げの交渉をして、月5万〜7万円で安定したときに会社を辞めたそうです。月40万円を超えるまでには約4年4か月かかったと書いています。[4]

デザインの仕事の経験はあったが、Photoshopは使ったことがない状態から始めた例です。デザインがまったく初めての人とは条件が違います。月40万円は始めた直後ではなく、約4年4か月後の本人の例です。記事にはコミュニティへの案内があります。2025年6月の投稿で、2026年1月に更新されています。

4人の体験から編集部が整理した、サムネイル制作で見えた点

4人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、4人全員がすべてに触れているわけではありません。また、4人の記事だけで、サムネイル制作の副業の始め方を断定することはできません。

  • 最初は低い金額から始まった例があった:事例1は1枚300円、事例4はコンペの初採用が858円、固定の仕事が1枚1,500円でした。[1][4]
  • 慣れると1枚の時間が短くなったと書いた人がいた:事例1は2〜3時間から30〜40分に、事例2は約2時間から約30分になったと書いています。事例1は、ファイルや文字のスタイル、素材を整理して型にしたことを挙げています。[1][2]
  • 単価が上がった経路はさまざまだった:事例3は動画編集の取引先からの依頼、事例4はコンペを続けたうえでの値上げの交渉でした。事例2は、単価を上げて枚数を減らした形に変えています。[2][3][4]

デザインの副業の金額はWebデザインの副業の単価|5人のバナー・LPの金額と作業時間、Canvaで始めた人の体験はCanvaの副業は稼げる?6人の最初の仕事と金額でまとめています。

サムネイル制作の副業を始める前に確かめたい5つのこと

ここからは、4人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。4人がこの5つを勧めているわけではありません。

サムネイル制作の副業を始める前に確かめたい5つのこと:見せられる作例、1枚の時間と時給、受ける金額の下限、道具と月の費用、依頼の入口
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. 見せられる作例:応募のときに見せられるサムネイルが、自分で作ったものも含めて何点あるかを確かめます。
  2. 1枚の時間と時給:今の自分が1枚に何時間かかり、その単価だと時給がいくらになるかを確かめます。
  3. 受ける金額の下限:いくらから受けるかを、自分で決めておくかを考えます。
  4. 道具と月の費用:使うソフトや素材サイトに、月いくらかかるかを確かめます。
  5. 依頼の入口:クラウドソーシングの提案、コンペ、今の取引先からの依頼など、どこから仕事を探すかを確かめます。

動画編集の金額は動画編集の副業の単価|5人の1本あたりの金額と作業時間、応募で使うプロフィールはクラウドワークスのプロフィールはどう書く?で紹介しています。

よくある質問

サムネイル制作の副業は、最初はいくらでしたか?

最初の金額を書いていたのは、事例1の1枚300円と、事例4のコンペの初採用858円(固定の仕事は1枚1,500円)でした。事例2・3は最初の金額を書いていません。どれも本人の申告で、相場を示すものではありません。

1枚にどれくらい時間がかかりますか?

事例1は始めたころ1枚2〜3時間、事例2は駆け出しのころ約2時間かかったと書いています。慣れたあとは30〜40分や約30分になったとしていますが、何度も作ったあとの時間です。

デザインの経験がなくても始められますか?

4人の記事からは言えません。事例4はデザイナーとして働いていて、Photoshopだけが未経験でした。事例1は自分のYouTubeチャンネルを運営し、自作のサムネイルをポートフォリオにしていました。事例3は動画編集の仕事をしていました。

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