動画編集の副業の単価|5人の1本あたりの金額と作業時間

夜の自宅の机で、動画編集画面風の色帯を表示したノートパソコンに向かう大人の後ろ姿 キャリア・転職

動画編集の副業の単価は、今回の5人の記載では、最初のころの案件が1本500円〜7,000円台(多くは500〜2,000円台)で、その後は1本3,000円〜1万円ほどの例が多く、長い動画では1本4万円の例もありました。ただし、同じ1本でも、ショート動画か長い動画か、テロップだけか、何時間かかるかで中身がまったく違います。

この記事では、動画編集の金額と本数、作業時間を書いている5人の記事をもとに、1本あたりの単価と、その単価に見合う時間かどうかを整理します。ただし、金額はどれも本人の申告で、相場を示すものではありません。5人とも記事の時点で動画編集を続けている人の振り返りで、5人中3人は、その後フリーランスになったり、独立を目指したりしている人です。

この記事で分かること

  • 動画編集の副業の最初の単価と、その後の単価(5人)
  • 1本あたりの作業時間と、時給にしたときの目安
  • 月の金額を見るときの注意点(本数・手数料・経費)
  • 受ける前に確かめたい5つのこと

動画編集の副業の単価と作業時間の比較

5人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 最初の単価 その後の単価・月の金額 作業時間など
事例1 1本2,000円台〜7,000円台(初月6本で2万3,500円) 約1年後に9本で10万8,000円。その後、会社との直接契約で1本1万円超 作業時間は書かれていない
事例2 ショート1本2,000円、長い動画1本1万円 のちにショート5,000円、長い動画4万円。月15万円 ショートは約3時間、長い動画は2〜3日。副業の時期は月80〜100時間
事例3 ショート1本500円 800円、1,000円、1,500円と上がり、今は1本3,000〜1万円。月約13万円 約2か月で約30件応募して初受注。作業時間は書かれていない
事例4 書かれていない 約15分の素材の編集とテロップで、2月は7件で2万4,740円(手数料を引いたあと) 慣れて作業時間と修正が減った
事例5 10分の動画のカットとテロップで1本2,000円 3,000円、5,000円と上がり、3か月目は14件で7万4,000円 最初の案件は4時間

5人とも本人のnoteの本文を確認しました。金額・本数・作業時間は本人の申告で、独自には確認していません。月の金額は、事例4以外は手数料や税金、ソフト代などを引く前か後かが分かりません。事例1・2はその後フリーランスになり、事例4は独立を目指している人です。事例1〜3・5は、本人のYouTubeや発信アカウントへの誘導があります。

事例1:初月は6本で2万3,500円。約1年後に会社との直接契約で1本1万円超

筆者は未経験から独学で動画編集を始め、2022年7月から1年間の案件を月ごと・案件ごとに記録しています。最初の月は6本で売上2万3,500円で、1本2,000円台、5,000円台、7,000円台の案件と、2,500円のテストがあったそうです。[1]

その後、クラウドソーシングやSNSから来た案件を続け、2023年6月は9本で10万8,000円になりました。7月以降は会社との直接契約で1本1万円を超え、月15万〜20万円になったと書いています。一方で、依頼のあと連絡が取れなくなった案件、短い納期で支払いが遅れた案件、依頼する側の都合で修正が多かった案件は、自分から終えたそうです。[1]

同じ人でも、案件の種類や契約の入口で1本2,000円台から1万円超まで差があった例です。月15万〜20万円はフリーランスになってからの金額で、会社員の副業の一般的な結果ではありません。案件名や金額の一部は守秘義務のためぼかしているそうです。2025年7月の投稿です。

色の帯だけの動画編集タイムラインを表示したノートパソコンをマウスで操作する大人の手元
動画のタイムラインを編集する場面のイメージ(AI生成画像)

事例2:ショート1本2,000円で約3時間。長い動画は4万円に

筆者は元公立学校の教員で、退職後に講師として働きながら、副業の申請をして約2年間動画編集を続けました。最初はXから来た案件で、ショート動画が1本2,000円で作業は約3時間、長い動画は1本1万円で作業は2〜3日だったそうです。[2]

半年ごろは長い動画4本とショート5本で月5万円、約1年後は長い動画2本とショート10本で月10万円になりました。その後、今の取引先との相談などで長い動画は1本4万円、ショートは1本5,000円になり、長い動画3本とショート6本で月15万円に届いたと書いています。副業の時期は月80〜100時間ほど作業し、最初のころの大量の修正や深夜の作業が負担だったそうです。[2]

ショートと長い動画で、単価も時間も大きく違った例です。最初のショートは、時給にすると約670円です(編集部の計算)。月15万円までにかかった期間ははっきり書かれていません。今はフリーランスとして発信している人です。2026年5月の投稿です。

縦長の動画を表示したスマートフォンを手に持ち、横のノートパソコンと見比べる大人の手元
スマートフォンとパソコンで動画を確認する場面のイメージ(AI生成画像)

事例3:初案件はショート1本500円。今は1本3,000〜1万円

筆者は小学校の教員だったときに心と体を崩し、転職後の収入の差を埋めるために、2024年6月に動画編集のスクールに通いました。今は会社員で子育てをしながら副業を続けています。約2か月でクラウドワークスに約30件応募し、初めて受けたのはショート動画1本500円の仕事だったそうです。[3]

その後、800円、1,000円、1,500円と上がり、半年ほどで月5万円を超え、今は1本3,000〜1万円の継続案件で月約13万円と書いています。これまでの応募は約500件、採用は約50件(本人もおおよその数としています)。一方で、公開できるポートフォリオが残らず、高い単価の案件に応募できない時期があったことや、スクール4校に合計約120万円を使い、ローンを返している途中であることも書いています。[3]

最初の単価が低くても少しずつ上がった一方、学習にかかったお金も大きかった例です。月約13万円の内訳や作業時間、手数料や経費は書かれていません。2026年7月の投稿です。

事例4:約15分の素材の編集とテロップ。手数料を引いて2月は7件で2万4,740円

筆者は独立を目指す会社員で、年度末の本業と並行して、クラウドワークスで継続して依頼をくれる取引先から動画編集の仕事を受けています。2025年2月は、約15分の素材を編集してテロップを付ける案件を7件こなし、システム手数料などを引いたあとで2万4,740円でした。3月は23日の時点で同じような案件5件、1万8,898円だったそうです。[4]

1件あたりの時間は書かれていませんが、続けるうちに作業が決まった流れになり、最初の案を早めに作って見直す時間をとることで、作業時間と修正の指摘が減ったといいます。[4]

手数料を引いたあとの金額を書いていた例です。1本の単価は書かれておらず、月の金額から1本あたりを計算することはできません。3月は月の途中の数字です。2025年3月の投稿です。

事例5:10分の動画のカットとテロップで2,000円、作業4時間

筆者は大阪で会社員として働き、子育てをしながら副業に取り組んでいます。Premiere Proを独学し、練習用の作品を3本作ってから、CrowdWorksとLancersで応募したそうです。[5]

最初の案件は、10分のYouTube動画のカットとテロップ入れで1本2,000円、作業は4時間でした。次の案件は3,000円、5,000円と上がり、1か月目は3件で7,000円、2か月目は10件で5万2,000円、3か月目は14件で7万4,000円だったと書いています。難しかった点として、単価の低さ、修正の多さ、編集のセンス、パソコンへの負担を挙げています。[5]

最初の案件で、動画の長さ・作業の範囲・時間がそろって書かれていた例です。最初の案件は、時給にすると500円です(編集部の計算)。売上と利益を同じ金額で書いていますが、ソフト代やパソコン、税金をどう扱ったかは分かりません。いくつかの副業を紹介している発信アカウントです。2025年12月の投稿です。

5人の体験から編集部が整理した、単価を見るときの注意点

5人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、5人の記事だけで、動画編集の副業の相場を決めることはできません。

  • 動画の長さと作業の範囲で単価が違う:事例2はショートが1本2,000円で約3時間、長い動画が1本1万円で2〜3日でした。事例5は10分の動画のカットとテロップで2,000円・4時間です。[2][5]
  • 単価が上がったのは、続けて取引した先や直接の契約から:事例1は会社との直接契約で1本1万円を超え、事例2は今の取引先との相談などで単価が上がり、事例3は継続案件で1本3,000〜1万円になりました。[1][2][3]
  • 月の金額は、本数と差し引くものを見る:手数料を引いたあとの金額を書いていたのは事例4だけで、ほかは手数料や経費の扱いが分かりません。事例3は学習に約120万円を使っていました。[3][4]

反対に、動画編集の副業をやめた人の体験は、今回の5人には含まれていません。動画編集の副業をやめた人の体験は動画編集の副業をやめた4人の体験は?、初案件の取り方は動画編集の副業、初案件はどう取る?でまとめています。

動画編集の案件を受ける前に確かめたい5つのこと

ここからは、5人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。5人がこの5つを勧めているわけではありません。

動画編集の案件を受ける前の5つの確認:動画の長さと種類、作業の範囲、修正の回数、作業時間と時給、差し引かれるもの
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. 動画の長さと種類:ショートか長い動画か、素材は何分あるかを確かめます。
  2. 作業の範囲:カットだけか、テロップ、BGM、サムネイルまで含むかを決めます。
  3. 修正の回数:何回まで修正を受けるかを、先に決めておきます。
  4. 作業時間と時給:1本に何時間かかるかを記録し、時給に直してみます。
  5. 差し引かれるもの:手数料、税金、ソフト代やパソコンの費用を引いて、手元にいくら残るかを考えます。

独学かスクールかで迷うときは動画編集は独学・スクールどっち?、スクールに通った人の体験は動画編集スクールに通った人の体験で紹介しています。

よくある質問

動画編集の副業の単価はいくらくらいですか?

今回の5人では、最初のころの案件が1本500円〜7,000円台(多くは500〜2,000円台)で、その後は1本3,000円〜1万円ほどの例が多く、長い動画では1本4万円の例(事例2)もありました。ただし、動画の長さや作業の範囲が違い、金額は本人の申告です。5人の例だけでは相場は分かりません。

1本2,000円だと、時給はいくらですか?

事例2はショート1本2,000円で約3時間(時給にすると約670円)、事例5は10分の動画1本2,000円で4時間(時給にすると500円)でした。時給は編集部の計算で、どちらも最初のころの案件です。

月にいくら稼げますか?

今回の5人では、3か月目に14件で7万4,000円(事例5)、約1年後に月10万円(事例2)などの例がありました。ただし、事例2は副業の時期に月80〜100時間作業しており、事例4以外は手数料や経費を引く前か後かが分かりません。

参照した本人記事

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