Webライターの修正が多いときは?6人が受けた修正の中身と、その後の対処

夜の自宅の机で修正箇所が示されたノートパソコンを見ながら考える大人の後ろ姿 キャリア・転職

Webライターとして修正依頼を受けた6人の記事を確認すると、修正の中身は、マニュアルやレギュレーションの違反、文章のねじれ、読者や記事の方向とのずれ、体験談の書き方などでした。ほぼ全部の書き直しや、テストで10回を超える修正を受け、時給にすると10円未満になったと書いた人もいます。修正が多すぎる仕事の継続を断った人や、方向が曖昧なまま修正が続いて契約が終わった人がいる一方、修正の内容を次に生かして、修正が減ったと振り返る人もいました。

この記事では、6人がどんな修正を受け、どう受け止め、そのあと何を変えたかを整理します。修正の回数や時間は本人の申告です。何人かは、Webライターとしての発信や、スクール、商品への案内をしていて、成功例や宣伝に偏る面があります。

この記事で分かること

  • 6人が受けた修正依頼の中身
  • 修正が多かった仕事で、時間や時給がどうなったか
  • 継続を断った人、契約が終わった人、次に生かした人
  • 修正が多くならないように確かめたい5つのこと

結論:6人の体験の比較

6人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 受けた修正 そのとき そのあと(本人の記載)
事例1 案件によってはほぼ全部の書き直し 初稿より時間がかかり、時給にすると低くなった 修正が多すぎる仕事は継続を断った。マニュアルや既存の記事を確かめるように
事例2 初めての仕事で、体験談の過程・苦労・自分の行動を詳しく書くよう求められた 落ち込んだが、指示を読み直して納得 書き直して再提出し、2件目の実績として完了
事例3 始めたころに大量の修正 否定されたように感じ、苛立った 感謝・意図の理解・早い再提出を意識し、修正が減ったと振り返る
事例4 方向やマニュアルがないまま、4〜5回の修正 曖昧な反応が続いて疲れた 契約が終わった。記事では、似た仕事を避ける確認として方向・修正の回数と範囲・構成の確認をすすめている
事例5 テストのライティングで10回を超える修正 時給にすると10円未満 書かれていない
事例6 レギュレーション違反、文章のねじれ、読者やトーンのずれ。一から書き直したことも 長いマニュアルを理解しきれなかった 依頼文や構成を開いたまま書き、音読や校正の機能で確認

事例1・2・3は本人のnote、事例4・6は本人のブログ、事例5はライタースクールを運営するメディアの記事で、筆者本人の経験の部分を確認しました。修正の回数や時間は本人の申告で、独自には確認していません。事例4はクラウドソーシングのアフィリエイトとライタースクールの無料相談への案内、事例5はPRの表示とスクールへの案内、事例6は校正ツールなどのアフィリエイトがあり、宣伝の面があります。6人は公開記事から選んだ例です。

事例1:ほぼ全部の書き直しで時給が下がり、継続を断った

筆者はWebライターで、案件によって修正の量の差が大きいと書いています。ほぼ全部を書き直す場合は初稿より時間がかかり、同じミスを繰り返せないというプレッシャーもあったそうです。修正が多すぎて時給にすると低くなった仕事では、継続の依頼を断ったといいます。[1]

一方で、修正の依頼がない仕事でも、公開された記事を見て直された箇所をメモし、次に生かしているそうです。修正を減らすためにしていることとして、マニュアルの確認、校正ツールの利用、同じサイトの既存の記事の確認を挙げています。[1]

修正の量から時給を考えて継続を断り、別の仕事では直された箇所を次に生かした例です。仕事の名前、報酬、修正の回数は書かれていません。2025年11月の投稿です。

事例2:初めての仕事で修正依頼。落ち込んだが、指示を読み直して納得した

筆者は27歳で3人の子の母親で、未経験のライターとして発信しています。人生で初めてのライティングの仕事で修正の依頼を受け、最初は自分には無理かもしれないと落ち込んだそうです。[2]

体験談の記事について、どんな過程だったか、何が大変だったかを具体的に書くこと、自分で考えて動いたことを強調することを求められたといいます。指示を読み直すと納得でき、過程や気持ち、行動が伝わるように書き直して再提出し、クラウドワークスでの2件目の実績として完了したと書いています。[2]

修正を受けて落ち込んだが、指示の意図をつかんで書き直した例です。報酬、字数、修正の回数、作業時間は書かれていません。始めたばかりの1件の記録で、その後修正が減ったかは分かりません。2026年6月の投稿です。

事例3:始めたころは大量の修正。感謝と早い再提出を意識し、修正が減ったと振り返る

筆者は5年間フリーランスとして活動したあと、会社に勤めながら副業でWebライターを続けています。始めたころに大量の修正の指示を受け、文章を否定されたように感じて落ち込み、苛立ったと書いています。[3]

修正のときは、感謝を伝えること、意図を理解したと伝えること、早く再提出することの3つを意識し、続く仕事では前回の修正を次に生かしたそうです。本人の振り返りでは、その積み重ねで修正の回数が減ったといいます。記事の時点では、ライターの経験が7年以上で、Webライターで月10万円の安定した収入があると自己紹介しています。[3]

修正への向き合い方を変え、次の仕事に生かした例です。修正が減ったことと月10万円の収入の関係は書かれていません。初心者に向けた発信で、成功したあとの振り返りです。2026年6月の投稿です。

赤い修正印が入った印刷原稿を見ながらノートパソコンで直す手元
赤ペンの印を見ながら原稿を直す様子のイメージ(AI生成画像)

事例4:方向もマニュアルもないまま4〜5回修正。契約が終わり、仕事の選び方が変わった

筆者は看護師を辞め、独学でWebライターを始めました。方向やマニュアル、参考の記事がないまま、過去の記事だけを参考に書くよう求められた仕事で、4〜5回修正しても曖昧な反応が続き、疲れて契約が終わったと書いています。[4]

この経験から、仕事を選ぶ目が変わったと書いています。記事では読者に向けて、記事の方向とマニュアル、無料で直す回数と範囲、構成を確かめる段階があるかを、契約の前に確かめることをすすめています。本人によると、その後は疲れる仕事から離れて相性のよい取引先と長く付き合い、記事の時点では週4〜5日、1日30分〜1時間ほどの作業で在宅の収入を続けているといいます。[4]

方向が曖昧なまま修正が続いて契約が終わり、そのあと仕事の選び方が変わった例です。契約前の確認の項目は、記事の中で読者にすすめているもので、本人がそのすべてを実際にしたとは書かれていません。収入の額は書かれていません。記事にはクラウドソーシングのアフィリエイトとライタースクールの無料相談への案内があり、強い宣伝の面があります。2026年6月の公開です。

事例5:テストのライティングで10回を超える修正。時給にすると10円未満

筆者は、初心者のWebライターだったころ、テストのライティングで10回を超える修正を求められ、本人の計算では時給にすると10円未満になったと書いています。[5]

テストの段階で修正が重なり、時間に見合わなかった例です。テストの条件、報酬、字数、作業時間、最終的に受かったかは書かれていません。記事には一般的な対策も書かれていますが、本人がこの仕事で実際にそうしたとは書かれていないため、この記事では使いません。ライタースクールを運営するメディアの記事で、PRの表示とスクールへの案内があります。2022年12月の公開です。

事例6:長いマニュアルを理解しきれず、一から書き直したことも。今は依頼文を開いたまま書く

筆者は食品工場の勤務からWebライターとして独立し、5年間の活動を振り返っています。初心者のころは長いマニュアルを理解しきれず、レギュレーションの違反、文章のねじれ、読者やトーンとのずれで修正を受けたそうです。記事の目的や読者を確かめずに書き、一から書き直したこともあったといいます。[6]

今は、依頼のメッセージや構成を開いたまま作業し、短い文や主語と述語の対応を確かめ、目で見て、声に出して読み、いくつかの校正の機能で納品前に確かめているそうです。記事の時点でもミスはあると書いていて、修正がなくなったとは書いていません。[6]

修正の中身を書き出し、書く前と納品前の確認を決めた例です。ページの日付の表示が食い違っていて、公開日は確定できません。校正ツールや本などへのアフィリエイトがあります。

ノートパソコンの横で付箋とチェックリスト風のメモを指で確認する手元
メモを指でなぞって確認する様子のイメージ(AI生成画像)

6人の体験から編集部が整理した、修正依頼で見えた点

6人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、6人全員がすべてに触れているわけではありません。また、6人の記事だけで、修正が多くなる原因や減らし方を断定することはできません。

  • 修正が多いと時給が大きく下がる:事例1はほぼ全部の書き直しで初稿より時間がかかり、事例5はテストで10回を超える修正で時給にすると10円未満でした。[1][5]
  • 続けない判断をした人もいる:事例1は修正が多すぎる仕事の継続を断り、事例4は方向がないまま修正が続いて契約が終わりました。事例4の記事は、契約の前に方向や修正の回数を確かめることをすすめています。[1][4]
  • 修正の中身を次に生かした人がいる:事例1は公開後の記事で直された箇所をメモし、事例3は前回の修正を次に生かし、事例6は依頼文や構成を開いたまま書くようにしていました。[1][3][6]

修正を受けて落ち込んだと書いた人もいましたが(事例2・3)、指示を読み直して納得したり、向き合い方を変えたりしていました。継続案件の判断はWebライターの継続案件はどう判断する?3人の実体験から確認項目を整理、継続案件が終わったときの体験はWebライターの継続案件が終わったときは?でまとめています。

Webライターの修正が多くならないように確かめたい5つのこと

ここからは、6人の体験を参考に編集部が整理した確認項目です。6人がこの5つを勧めているわけではありません。

Webライターの修正を増やさないための5つの確認:方向とマニュアル、修正の回数と範囲、構成の確認、時給、納品前の確認
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. 方向とマニュアル:記事の目的、読者、トーン、マニュアルや参考の記事があるかを確かめます。
  2. 修正の回数と範囲:無料で直す回数や範囲が決まっているかを、契約の前に確かめます。
  3. 構成の確認:本文を書く前に、構成を見てもらえる段階があるかを確かめます。
  4. 時給:修正の時間も含めて、時給にするといくらになるかを考えます。
  5. 納品前の確認:依頼文や構成を見返し、マニュアル、表記、文章のねじれを確かめてから納品します。

文字単価を上げた人の体験はWebライターの文字単価の上げ方|単価を上げた6人がしたこと、Webライターをやめた人の体験はWebライターをやめた6人の体験は?続かなかった理由と単価・時給、その後を整理で紹介しています。

よくある質問

Webライターの修正依頼は、どんな内容が多かったですか?

今回の6人では、マニュアルやレギュレーションの違反、文章のねじれ、読者やトーンのずれ(事例6)、体験談の過程や行動の書き方(事例2)、方向が曖昧なままの直し(事例4)、ほぼ全部の書き直し(事例1)などでした。

修正が多い仕事は、続けたほうがいいですか?

6人の記事からは言えません。事例1は時給が低くなった仕事の継続を断り、事例4は修正が続いて契約が終わったあと、仕事を選ぶ目が変わったと書いています。一方、事例3は修正を次に生かし、修正が減ったと振り返っています。

修正を減らすために、何をしていましたか?

事例1はマニュアルの確認、校正ツール、同じサイトの既存の記事の確認、事例6は依頼文や構成を開いたまま書くことと、音読や校正の機能での確認を挙げています。事例4の記事は、契約の前に方向や修正の回数を確かめることをすすめています。

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