動画編集のポートフォリオはどう作る?5人が応募に使った動画の本数・長さと、最初の仕事

夜の自宅の机でノートパソコンの動画サムネイル一覧を確認する大人の後ろ姿 キャリア・転職

動画編集の副業を始めた5人の記事から、ポートフォリオの部分を確認すると、2人は自主制作の動画1本で応募を始めていて、そのうち1人は約1分の動画を約2日で作っていました。一方で、知人のYouTube動画(約1週間かけて編集)や3人分のPVなど、複数の作品をそろえてから応募した人もいます。1本で応募を始めた人の中には、最初の評価が付くまで約30件応募しても返事がほとんどなかった人もいました。

この記事では、5人が何をポートフォリオにし、どう作り、どこで見せたか、最初の仕事がどうだったかを整理します。5人のうち3人は、当サイトの別の動画編集の記事でも紹介していますが、この記事ではポートフォリオの部分だけを取り上げます。金額や時間は本人の申告です。ポートフォリオが受注の理由になったかは、どの記事からも分かりません。

この記事で分かること

  • 動画編集を始めた5人がポートフォリオにした動画(本数・長さ・内容)
  • 作るのにかかった時間と、見せた場所
  • 応募の数と、最初の仕事の金額・時間
  • ポートフォリオを作って応募する前に確かめたい5つのこと

結論:5人の体験の比較

5人の記事を一覧にしました。どの例も本人の記載です。

事例 ポートフォリオ 見せた場所・応募 最初の仕事(本人の記載)
事例1 自己紹介の動画、知人のYouTube動画、3人分のPVなど Twitterの動画編集者の募集に3件ほど応募 テストの仕事を経て、2021年7月にYouTubeの編集。金額は書かれていない
事例2 ポートフォリオの動画(長さや内容は書かれていない) ランサーズで約9件応募して1件 1件1万円前後。作業を含めた時給は約500円の見込み
事例3 約1分の自主制作の動画1本。作るのに約2日 クラウドワークス。最初の評価が付くまで約30件応募し、返事はほぼ0 この記事では書かれていない
事例4 Canvaで作ったサムネイルを載せたポートフォリオ ココナラに受注者として登録し、相談が届いた 同じ依頼者からYouTubeの編集を3件。報酬が作業時間に見合わず、続けなかった
事例5 自作のゲームのショート動画1本 クラウドワークス。募集の質問に答えて5件応募し1件 テロップ付け中心で1,200円(手数料を引いて約900円)。約11時間

5人とも本人のnoteで、本文を確認しました。金額・時間・件数は本人の申告で、独自には確認していません。事例1・3は有料記事への案内があり、宣伝の面があります。5人は公開記事から選んだ例で、動画編集を始めた人全体の傾向を示すものではありません。事例2・4・5は、当サイトの別の動画編集の記事でも参照しています。

事例1:知人の動画や3人分のPVをそろえ、Twitterの募集に応募

筆者は新聞社でフォトグラファーを約10年している副業の動画編集者です。2021年2月末に学び始め、スクールでPremiere ProとAfter Effectsを学んだそうです。[1]

ポートフォリオには、自己紹介の動画、知人のYouTube動画、3人分のPVなどを載せました。知人のYouTube動画は、実績を作るために約1週間かけて編集したもので、報酬は未払いだったとも書いています。Twitterの動画編集者の募集に3件ほど応募して、テストの仕事を経て、同じ年の7月にYouTubeの編集の仕事を初めて受けたそうです。[1]

知人の動画など、複数の作品をそろえてから応募した例です。最初の仕事の金額と、相手がなぜ選んだかは書かれていません。スクールで学んだ人で、記事の最後に有料記事への案内があります。2023年3月の投稿です。

事例2:1月にUdemyで学び、2月にポートフォリオ。3月に約9件応募して1件

筆者は妊娠・出産をきっかけにWebライターの仕事をほぼやめ、デザインを学んだあと、動画編集に移ったと書いています。1月に約3,000円のUdemyの講座で独学し、2月にポートフォリオの動画を作り、3月にランサーズで約9件応募して1件を受けたそうです。[2]

仕事の単価は1件1万円前後で、質問しやすく学びもあるといいます。一方で、作業の時間を含めると、最初の時給は約500円になる見込みだと書いています。[2]

1月に学び始め、2月にポートフォリオを作って、3月に応募を始めた例です。ポートフォリオの長さや内容、担当した作業、受け取った額、そのあと続いたかは書かれていません。仕事を受けた直後の投稿です。2026年3月の投稿です。

ノートパソコンで短い動画を再生しながらイヤホンで音を確認する手元
短い動画をイヤホンで確認する様子のイメージ(AI生成画像)

事例3:約1分の1本を2日で作って応募。約30件で返事はほぼ0

筆者はプロフィールに28歳・元看護師と書いています。2026年7月14日にPremiere Proを学び始め、仕事の経験がない状態で、約1分の自主制作のポートフォリオを約2日で作ったそうです。その1本を添えて、クラウドワークスで応募を始めました。[3]

最初の評価が付くまでは、約30件応募しても返事はほとんどなかったといいます。ポートフォリオでは、応募先に近い編集か、使ったソフト、自分が担当した範囲、自主制作か実際の仕事か、公開のURL、音量や誤字、個人情報が写っていないかを確かめたと振り返っています。[3]

1本で応募を始め、見せ方の確認点を自分で整理した例です。ポートフォリオ1本と受注との関係は書かれていません。記事の最後に、実物の解説の有料部分への案内があります。2026年9月の投稿です。

事例4:ココナラにサムネイル入りのポートフォリオ。相談が届き3件受けた

筆者は会社で建築の設計に関わるパースの制作などをしている、30代後半の女性です。無料の動画を見てFinal Cut Proを独学し、スマートフォンで撮った動画にカット、文字、音楽などを入れて練習したそうです。[4]

ココナラに受注者として登録し、Canvaで作ったサムネイルを載せたポートフォリオを掲載したところ、相談が届き、同じ依頼者からYouTubeの編集を3件受けました。ただ、作業時間に比べて報酬が少なく、イメージの調整や文字起こしも負担に感じたといいます。依頼が途絶えたあとは、自分から営業せず、続けなかったそうです。[4]

ポートフォリオを載せて相談を受けたが、続けなかった例です。ポートフォリオの動画の内容、報酬の額、作業時間、依頼者が選んだ理由は書かれていません。2025年7月の投稿です。

スマートフォンとノートパソコンを並べてメモ帳に書き込む手元
スマートフォンとノートパソコンを並べてメモを書く様子のイメージ(AI生成画像)

事例5:自作のショート動画1本で5件応募。最初は11時間で約900円

筆者はドラッグストアの店長をしながら、副業で動画編集を始めました。プロフィールやポートフォリオは特別なものではなく、自作のゲームのショート動画1本を見せ、クラウドワークスで募集側の質問に答える提案を送ったそうです。5件応募して1件を受けたといいます。[5]

最初の仕事はYouTube動画のほぼテロップ付けだけで、契約額は1,200円、手数料を引いて約900円でした。休日に約11時間かけて納品し、検収と支払いが終わったことを画面で確かめたと書いています。[5]

特別ではないと本人が言う1本で応募し、最初の仕事を受けた例です。依頼者がポートフォリオをどれくらい見たかは分かりません。記事の後半にある本人の今の収入の話は、この記事では使っていません。2026年1月の投稿です。

5人の体験から編集部が整理した、ポートフォリオで見えた点

5人の記事を並べると、次の3つの点が見えてきます。これは編集部が整理したもので、5人全員がすべてに触れているわけではありません。また、5人の記事だけで、受かるポートフォリオの条件を断定することはできません。

  • 動画1本で始めた人がいる:事例3は約1分の動画1本を約2日で作り、事例5は自作のショート動画1本で応募を始めていました。[3][5]
  • 複数の作品をそろえた人もいる:事例1は自己紹介の動画、知人のYouTube動画、3人分のPVなどをそろえ、知人の動画は実績づくりのために約1週間かけて編集していました。[1]
  • 受注の理由は分けられない:事例3は約30件応募しても返事がほとんどなく、事例5は5件で1件、事例2は約9件で1件、事例1は3件ほどの応募からテストの仕事を経ていました。どの例も、ポートフォリオのほかに応募の数や応募文も関わっています。[1][2][3][5]

最初の仕事は、事例5が約900円で約11時間、事例2が1件1万円前後で時給は約500円の見込みと、時給にすると低い金額でした。動画編集の初案件の取り方は動画編集の副業、初案件はどう取る?3人の体験談から準備と単価の現実を整理、案件が取れないときの体験は動画編集の副業で案件が取れない|4人が初めての仕事を受けるまででまとめています。

動画編集のポートフォリオを作って応募する前に確かめたい5つのこと

ここからは、5人の体験(特に事例3が書いた確認点)を参考に編集部が整理した確認項目です。5人がこの5つを勧めているわけではありません。

動画編集のポートフォリオ、応募前の5つの確認:応募先に近い編集か、長さと本数、担当範囲と制作の種類、公開と見直し、最初の仕事の時間
5つの確認のまとめ(編集部作成)
  1. 応募先に近い編集か:応募したい仕事(YouTube、ショート動画、PVなど)に近い編集を見せられるかを確かめます。
  2. 長さと本数:何分の動画を何本用意するか、作るのに何時間かかりそうかを考えます。
  3. 担当範囲と制作の種類:自分が担当した作業と、自主制作か実際の仕事かを書けるかを確かめます。
  4. 公開と見直し:相手がURLから見られるか、音量や誤字、個人情報が写っていないかを確かめます。
  5. 最初の仕事の時間:最初の仕事の金額と、かかりそうな時間を比べておきます。

Webの仕事全般のポートフォリオは未経験副業のポートフォリオは何を載せる?4職種の本人経験から整理、動画編集の独学の期間は動画編集の独学期間|5人の体験、初案件は4人が約2〜8か月で紹介しています。

よくある質問

動画編集のポートフォリオは何本必要ですか?

5人の記事からは決められません。事例3・5は動画1本で応募を始め、事例1は複数の作品をそろえてから応募していました。1本で始めた事例3は、最初の評価が付くまで約30件応募しても返事がほとんどなかったと書いています。

ポートフォリオを作るのに、どれくらい時間がかかりましたか?

事例3は約1分の動画を約2日で作ったと書いています。事例1は知人の動画を約1週間かけて編集しました。ほかの人は時間を書いていません。

ポートフォリオはどこで見せていましたか?

事例5はクラウドワークスで募集の質問に答えて添え、事例1はTwitterの募集に応募し、事例4はココナラにポートフォリオを載せて相談を受けていました。

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